んー。

さきほどちきりんさんのエントリを読んで、はて、と。
自殺した研究者のことはともかくも、佐世保の事件の父親に関してはいかがなものか、
妻が亡くなって1年も経たないのに、婚活したり、新しい妻のプロフィールをご近所に配って歩くヒマがある父親の監督不行届は
やはり社会的に制裁を受けても仕方がないレベルではないのかな。
これがもし「母親」だったら、どれほど激烈なバッシングが起こったか。
夫が亡くなって半年も立たずに「結婚しましたー!」なんてやってるのが「母親」だったら、これくらいじゃ、済まないよな、
「父親」だから「スルー」する人がいるよな、とある意味感心している。
つか、まあ、難しい年頃の娘を持つ、妻が病死して半年も経たないのに婚活をする半世紀以上生きた男と結婚したがる女というのも
どういう人物か、知りたい気はするわ、「今すぐ結婚!」にどんな素晴らしい「理由」がそこにあるか、やはり「愛」ですかねえ、、、
週刊誌レベルで知りうることの半分を信じたとして、薄気味悪く思われるのは、この父親、いずれ確実に娘が何かを起こすのを知っていただろうことで、
それが自分でなければ良いと、ものすごく穿った見方をすれば、いっそ、他人に手をかけてくれた方が上手に娘と縁が切れる、と考えたんじゃなかろうか。
なんだかんだで未成年、数年、矯正施設で過ごして、あとは精神病院に放り込めば、「新しい家族」と「新しい暮らし」が「安全」にできるものね。
この事件、加害者以上にその父親が怖いよ。その新しい配偶者も。
ネットの意見では割と「こんな娘はどうしようもない!」と父親を擁護する意見もあるけれど、精神的に不安定な子供全員が他害をするわけではないしね。
父親の精神的虐待が顕著でしょう、この場合。
いろんな意味で難しい年頃の娘が母親を亡くして1年も経たないのに父親が再婚って、ごく一般的な子供であっても相当ショックでしょう、
いやー、オヤジの寝込みを襲って金属バットを振るう位は、まともな子でも、狂うわ。
「他人を殺したい」と言ってるような娘をおいて新妻と出かける父親って、やはり「殺人は外でやれ」と考えていたようにしか思えない。
「俺じゃなければ、良し!」なんでしょう。
「僕は娘のために尽力しました!」宣言を繰り返す父親の行く末はどうなるか、どうもならんでしょうな、多分新妻と楽しくやってくと思うわ。
未成年の起こした事件だものね、結局は。今までも、被害者家族は加害者とその家族の行方を何も知らされない。
被害者と被害者の家族が本当に痛ましい。
この件に関してだけは、加害者の保護者に1片の同情心も覚えないな。
ちきりんさんは変なところで同情してるな、って感じ、加害者父親が「クライアント」にでもなったか。いやはや。