いろいろ。

どこかで読んだような、、と思う妙なブログはそういえば、センター前にもホットエントリにあって、読んだな、と思い出した。
この件でブコメを見ていると、「部活なんてやめろ!」に星が多く付いていて、いやはや、この手の人が「子どもを守れ!」なんて言ってもちっとも信用できないな、
公立校に通う子供の「機会」を奪う言葉だとはちっとも気が付いていない、
まあ、公立校に通う子供なんて、究極には学校に先生を養うために存在する「家畜」なんでしょうが。
公立校に通う子供の親のどのくらいが、19時のニュースを見ながら夕食を食べられているか、この先生は少しもご存知ないようで、
大抵が「サービス残業」だの「ブラック」スレスレの中小、零細の地元企業に父親は勤め、母親はどんなに働いても年収100万にはみたないパートで、
そんな忙しい中でも、子供のスポーツ系部活に熱心な、本当によくやる、と、特に強豪チームともなれば、遠征費だってものすごい。
全国大会に行くようになると、数十万円、当たり前、の世界だものね、それ、ほぼ全部、親の「自腹」ですから。
この先生は「中学の部活はひどい!」とのことだが、それは全ての中学に言えることではなく、我が子達の中学時代から、すでに全く部活をしない公立中学というのも存在していた。
だからそういう中学を目指せばいいんじゃないのかな?全く大会に参加しない公立中学、結構あるよ、
教育大附属中学では6時までには教師も生徒も全員下校、で、当然、部活動も「無し」、
「部活」自体は存在するけど、あってなきがごとし、まあ、そもそも、保護者が「部活なんてとんでもない!」の人が多かったようだが。
私や子供たちの母校であるスポーツだけはできる中学は、歴代の校長は全て体育の先生、特に力を入れたい部活の種目には
その指導ができる体育の先生を集めて当てている、その上でコーチも保護者の自腹で雇うんだよね、
公立中学の部活といっても赴任する中学によって全然やりようが違う、をあまり考えていないような、
それを全体に広げて「中学の部活は違法だから全てやめろ!」を誘導するような書き用はどうなのか?
ぶっちゃけ、地方で学校の先生なんてどれだけ福利厚生に恵まれていることか。
教えるのだけしたければ予備校の先生でもすればいいのに、それをしないで公立教師になりたがるのは、結局「福利厚生」のためじゃないのかな。
福利厚生なんてなんのこと?みたいなところで働く両親を持つ子どもたちの機会を奪うようなことがそんなに立派かどうか、
「土日は確実に休みで普段は19時のニュースを見ながら夕食」なんて生活やってる社会人がどの程度いるのか、
「学校の先生だけがこんなにかわいそう!」ってことはないわ、少なくとも地方では。
もっともらしい言葉を並べ立てて、
「私はこんなに正しい!でも社会が間違ってるから、私のような優秀な人間は「夢」を諦めて転職する!」と、
小学校は小学校で「これは違法だろ!」なところもかなりあるんで、それを知らないらしい、このブログの書き手、
かなり怪しいと私は睨んでいる、
そもそも、子供の数も減って、それから余裕のない家庭も増えて公立校の部活動はかなり縮小されているのが現状だしね。
薄気味悪いブログだなあ、
「若くて真面目な女性教諭が書いてます!」てな体だが、どうにも怪しい。
ネット社会は男が多いから「真面目な若い女が書いている!」ってだけで、乗ってくるからねえ、、、
これが若い男性教師だったら、どうだったかな?ここまで支持されたかな?
そんなことを考えたブログだったのでした。
なんにせよ、今度は小学校教諭を目指すというこの方には、教育大附属小学校をおすすめして終わるとしよう。
教育大付属は教師にとっては「理想的な環境」のようだから。
ネットのアホンダラども、公立底辺中学校で、子供を育ててみてからブコメ、書きやがれ、と心の底から思うのでした。