雑談。

ネットでは高校教師が子供の入学式に出席したことが話題に。
一瞬、なぜ、学校が新入生を子供に持つ教師に新1年生を持たせたのかの疑問が。
私の知る限り、割と、自分の子供が新1年生になる場合、新入生の担任は持たないように、
つまり担任を持つにしても2年とか3年とかに配慮する学校が多いからね、学校側のミスのような、
と言って、年子がいたり兄弟の数が多い、毎年1年生がいるようなご家庭だと難しいかも、
と、なると、配偶者に子供の入学式に行ってもらうとか、「配慮にも限度がある」の場合だと
一概に「責めてる保護者が悪い!」とも言えない話のように思った。
正論は「子供の学校を優先して何が悪い!」だけれども。
ただ、私のように長々公立の学校に子供がお世話になってきていると、「いやはや」な先生方には、ほんまため息が出るほどつきあってきてるんで、
保護者側が「耐え難きを耐え、忍び難きをしのび」の場合も少なからずある、ってことを知っていたりして。
あんた、これ、「私立」校でやってたら、すぐ「クビ」だよ、ってなことが「公立」ではやれるんだよね、
「公立」はよほどのことがあっても「クビ」にはならないんで。
ネットを見渡して、「正論派」の方々はお子さんを私立校に通わせている人が多いように思ったなあ、
「忍び難きを忍び」をする前に、学校運営側がとんでも先生を駆逐するものね、これだけでも確かに私立校に通わせる意味はあるわ。
あと、教育大付属にお子さんを通わせていると、地元公立が見えていないんで正論は言える、
教育大付属にとんでも先生はいないものね、あそこは公立校の先生のパラダイスなんで下手なことは絶対しないように気をつける、
語るに落ちる、ってことが山ほどあるんで、ため息が出るわ、、、
守られている側はいくらでも正論が吐ける、ってことを思ったのでした。
で、私がもし自分の子供の担任が入学式に休んでいたらどうするか、ってことですが、当然ですが、何もしません、
何も言いません、ただ、そういう先生ですな、という色眼鏡をかけては見ますな、そんなもんです。
その色眼鏡を覆す公立校の先生に、私は結局会わずじまいだったので、ちょこっとここに書き残します。
「自分の子供も、自分の飯の種も大事」、「両立」をどのようにするか、それができる人が先生になって欲しいもんです。
いい先生というのは実に上手に両立ができる人たちでしたよ、つまりそれこそが「能力が高い」というんです。
学校に新1年生が当たらないように言えなかったか、あるいは、配偶者に入学式に出席してもらえなかったか、
その辺をもう少し考えてもいいように思うなあ。
政治家の発言は別にしても、保護者たたきはどうかと思ったので、とりあえず。
入学式に担任に放り出されるクラスって、決して幸先良くはないですよ。