雑談。

娘の入居物件が四月一日引渡しなので、未だ漫然と日々を過ごしております。とほほ。
で、大学のオリエンテーリングも一日に始まるんで、どないせーっちゅーんじゃ、ってなところですが、
遠距離じゃないんで、なんとかなるんですな。
それはともかく、ネットでは、どこの大学に行かせるつもりなのか、小1から恐るべき塾に通わせている方を発見。
都会だから、というより、少々常識はずれ系の塾にうっかり入っちゃった、みたいな、
小学校1年ならば、いっそ、そろばんでも習わせたほうがいいんじゃないですかね、
つか、今のご時世、お子さんの教育を奥さんに任せっきりにしておくのはいかがなものか、というのも常識のような、
子どもの進路って、最終的には父親の影響が最も強いんで、そんな母子ともにストレスフルな塾に通っていると、
家族関係がよろしくなくなるかもしれませんね、お父さん、気をつけましょう。
二人の子供の大学受験を済ませ、思ったのは、ある程度、親が子どもに行って欲しい大学、あるいはなって欲しい職業が決まっている場合、
それなりの「コース」を歩ませるのは決して悪いことではない、ただ、「今は無理」という場合もある、と
私の知る限り、あまり早い時期に過酷な塾に入れてしまうと、小学校高学年までにお子さんがやる気をなくす、
結局、最終的に一番必要なのは、お子さんの「やる気」なんで、できれば、簡単に宿題が自分で解けて
「ヤッター!僕ってやっぱりやれば出来る子だよね」って少々勘違いさせていたほうが、後々いいような、
まあ、子供はそれぞれなんで、「自己肯定感」てな奴が低くても、出来る子はできたりするし、
「これ、絶対!」てなことは外野に言えないんですが。
でも「正しい撤退」もあるってことを奥様に言ったほうがいい気がしたなあ、なんだか気の毒だ。
話は変わるが、子供をそれなり大学にお受験させていると、必ず行き会うのが「絶対医学部」志望の親子連れ。
緊張感が親子ともども、半端ない。
特に、神経を毛羽立たせている息子に落ち着かない父親、というのはあまり見ていて気分のいい存在ではなかったザンス。(当社比)
周りを見て思ったのは、お子さんを小さい時から「医学部へ」の意向を持つ親御さんというのは
ものすごく複雑なことをしなければいけないのだろうな、特に子供が男の子だった場合、
「あなたは男の子なんだからとても偉いのよ」「だからお医者さんになりなさい」みたいなことをお母さんが息子さんに言い聞かせつつ
でも「一番偉い!」お子さんは、何故か「女」でしかない「母親」の意見に従わねばならない、
「僕は男だから偉くて、医者にならなければならないのに、なぜ、馬鹿な女である母親の言うことを聞かねばならないのか」
なことを、思春期になった時、考えて、鬱屈する気がするな、
だから、医者(なんとなく特に精神科医など)は「母親が悪い!」説を大いに喧伝するような、
自分が母ちゃんに真綿で首を絞められるがごとくぎりぎり勉強させられたからって、すべての母親なる存在を恨むのは「筋違い」ってもんだけど、
やはり「君は男だから偉いんだよ」と言われ育てられていたら、そんなことは考えつきませんな。
育て方って、難しいよねえ、、、と、子育ては終わった気でいる私はしゃあしゃあと言ったりして。
ま、特に意味はない雑談でした、おしまい。