ネット雑記。

先程千以上のブクマがついた増田を見て、ちょっとびっくり。
底辺校には底辺校なりの「エリートコース」ってのが存在するんだよね、
その知識が増田にないらしいのに違和感が。
私と子供達の母校である底辺中学のエリートコースは地元の商業高校進学だったりして、
そのゴールデンコースは私が中学を卒業して子供たちを同じ中学に通わせた20年後もほとんど変わっていなかったな。
他に工業高校進学とか、高専に行くとか、娘たちの時代に人気急上昇だったのは「食物科」、
高校卒業時に、調理師免許が取れるとか。
そういうコースに行く子供は決して成績は良くなくても増田が書くほどダメな人間っていなかったけどね。
結局そういう人たちが、なんとか日本の「文化的生活」の底辺部分を支える。
増田という釣り堀に糸を垂れる人のブクマを見ていると、ある種の人間に対する憎悪が激しいね、
いわゆる「DQN」というのかな?「ヤンキー」系っていうのか、私はその手の言葉の知識がほとんどないのでドンピシャな表現を思いつかないけれど。
なんか、この手の人たちへの「風評被害」って結構あるような気がするなあ、ネットって「その手の人!」と決めた人への罵倒が激しいもの。
でも、「その手の人」と憎まれた側は言葉での抗議力をもたないので、やられっぱなし、私は「それでいいのか?」としみじみ思う。
あなたが憎む人たちは、確実にあなたの隣人、つまり、あなたたちも結局はその隣人たちと同階層、
その意識が罵る側の人には欠けているんだよね、汝、隣人を憎むなかれ、じゃないかな。
娘を東京の大学に進学させて驚いたのが娘の大学の同級生には驚くほど、専門科高校への知識がない。
「商業高校を出て就職した中学時代の友達の話」なんかすると、「実はヤンキー?」な噂を立てられたとか。
その程度のレベル、知識、の人間が増田記事を書いたって感触がある。
「大学進学」ってそんなにすごいことかな?がどうも増田にはわかっていないのも、気になる。
底辺校から行けば、人には見えないものが見えてくる、
つか、底辺中学から大学進学する人間は、まず底辺じゃない高校に行かないといけないからね、
そこでまず文化的ギャップを感じるものね、
私の娘たちは高校で「学校の窓が一つも割れていない!」ってことに衝撃を受けていたわ。
あと「いちいち人と目を合わさないようにして廊下を歩かないでいられる!」って、
増田には大学のことは書いてあっても、高校のことはなかったな。
まず、高校でしょ、底辺校出身者が驚く場所は。
斜め読みしてうんざりした増田にその箇所はあったかな?確かめてみることにするか。