雑記。

小町さんで「墓守」相談を読んで田舎の人の切実な悩みだなあ、と気の毒に思う。
でも、死ねば、お参りされてもわからないからね、と思う私は罰当たり。
その手の話をしれっと幼馴染にすると一瞬、息を飲まれて「たまにお参りするところは必要やろう」と
お参りなんざ、好きな寺社仏閣にすればいいじゃないか、と思う私だが、そういう考え方を話すと、よりひかれる気がして黙っておいた。
幼馴染の両親は亡くなっていて、時々、その両親の墓にお参りに行くことがある、「生きていた時を知っているから」
「だから兄嫁とその娘達がお墓をちゃんとしてくれないのは、腹が立つ」と、なるほどな話をしてくれた。
何かあれば、永代供養にでもすればいいさ、と考える私とは根本的に違うな、幼馴染で何もかもわかっているようでも
こういうところで育ち方の違いが出るなと思った。
墓は残された人間の心の拠り所にもなるのに気がつかなかった私はいよいよ罰当たり。トホホ。