連休すぺしゃる、、、

朝日新聞の記事にツッコミを入れるのもいいかげんにしろ、と自分でも思うのだけれど、連休スペシャルとしてまとめて。
まずは古田真梨子氏の「さとり世代」の締めは「僕は「ゆとり」の成果物」と、中高一貫の新設校育ちの出来のいい子をあげて
彼が「僕は「さとり」のように冷めていない」と言ったのを記してはいるものの、
「ただ、自分の周囲を見渡すと悟り世代の特徴に当てはまる人が増えている気がするという」と、「気がする」「という」とは、
彼自身の言葉であったかどうか、昨日取り上げた幼稚園児の演技が「かわいそうなヤラセ」だとしたら、
それ以上に彼のこの言葉は記者の期待に応えて「言わされている」感が漂うな、
彼は「増えているという気がする」と言えるほど、現実経験はないはずだから。まだ15歳だし。
「そうなんじゃないか!」と大人に言われたら「そうかな?」と思ってしまうのが、大昔からいる当たり前の子供なんだよな。
ネットで調べたところ、古田氏はおそらくは30代半ば、この記事で取り上げられた男の子が参加したイベント主催者とほぼ同年代のようだ。
なんか10代の子供に過剰な期待を背負わせる世代のような、
こうやって「30代とはこういう世代!」と私があれこれ例に挙げて書き連ねれば、なんとなくそう見えてしまう「世代論」の恐ろしさ、
とりあえず埋めておけ、的記事であるのは重々承知であるものの、この記事の需要はどこにあるのか、
なんにしても、「イマドキ若者」の先頭に立っている古市氏は尾崎豊好きなようで、朝日新聞さん、彼にお仕事上げてください、と思った。
ついでに「記者有論」文化くらし報道部の吉田純子氏の「音楽教科書 文化を伝える歌 守りたい」も、
吉田氏は子供たちが「今は山中今は浜」に馴染みがないことを「愕然とした。この曲を知らないなんて」と綴るが
すみません、現在46歳の私もその歌を知りません。
記事の内容は要するに「今の公立音楽教育は間違っている!」で、
彼女ご推奨の「かごめかごめ」や「どんぐりころころ」はお調べになった大手出版社の小学校教科書では載っていないようだが、
たいていの地方の公立校が用意する独自の副読本にあるので、子供たちは知っていたりしますよ、
で、私は彼女が探した「アマリリス」や「くつがなる」を知らなかったりして。
こういう結論先にありきの飛ばし記事を女性名の記者が書きがちなのはなぜなんだろう。
とにかく「今の教育はなっとらん!」が結論でしょう。現実をまともに調べもしないで思い込みだけで結論に突っ走る。
「○○を守りたい!」なんて言い出す連中はまず間違いなく「とんでも」である、は私の持論で、それをとりあえずここに書いておくわ。
なんで私がこの手の記事と記者を書き残すかといえば、あとになって、ありゃ、とか思った記事を同じ記者が書いていたりするので。
こういう人か、がわかりやすい。ま、名前を変えられたらそれまでだけど。
ついでに数日前に見かけた斎藤環の「おやじのせなか」も香ばしく読んだ。
いやー、こう言う人が精神科医をやっているんだったら、精神病はなかなか治らないという気がする。
「父が願う医者になったけど、精神科ですからね」と、微妙に精神科医を馬鹿にしたりして。
この手の人間って本当に歪んでいるんだよな、「俺ってー、本当はできるやつなんだけど、親への反抗で精神科医風情に身を落とした」的な、
アホしか精神科医にはならないような価値観ってどうよ?と、かねがね、精神科医が信用できない気がしている私でさえ思うわ。
はっきり、「親が願うほどできる人間ではないので、医学者の中では微妙な立ち位置の精神科ぐらいにしかなれませんでした」とは言えない、
「なれない」を「反抗」でごまかす、姑息に言葉で逃げを打つ、そういうのがカウンセリングになるんだったら、
関西のおばちゃんはみんな精神科医の素質あり!と思ったわ、もう、何なんだ、これは。
書いてあることを読んで、私が薄々予測していた生い立ちがドンピシャだったので、気持ちが悪くなった、精神科医ってこんなヘタレが多いのかね。
私の身内の医者が精神科医に対して微妙な感触を持つのは「彼らがやっていることは本当に「医学」か?」ってことで、
「何人もの医者が一人の患者に違う診断を下すことは医者の世界ではありえない、患者の病気がガンであれば、ガンであることで一致するはず」と、
精神科医って文学者多いよな、で私は納得するのであった。要は「口がうまい」ってことだわ。
今調べたら、この記事の聞き手も「原田朱美」という女性名だわ、でもこれは別に聞き手が悪いんではないな、斎藤環がどこかおかしい。
半世紀生きてきてそれなりに人を知っているはずなのに、知り合いの精神分析家に「父親の影が薄い」と言われるまで自分に欠けた部分に気がつけない、
この精神科医の能力の低さが精神病の治療の進歩を阻んでいるんじゃないか、私は脳科学に期待しよう、どうも精神科医は胡散臭い。
ぐちゃぐちゃ文句ばかり書いたので、面白かった記事も上げるか。
男性の脱毛事情の記事は面白かった。体を張った記事はいいねえ。それから「八重の桜」に関して幕末の研究がまた進んだ、も面白い。
今日はお買いものに出て食事が確保されているので、長々書けたわぁ。とりあえず、これにておしまい。