雑談。

発言小町でもヤフー知恵袋でも、人気なのは「痛い親」系だと思っていたら、ユーチューブでもその傾向が見られるようで
人気エントリに某幼稚園の発表会の模様が挙げられていて、そこについたブコメが巧妙に「子供がかわいそう!」的で、
はて、この動画をアップした人の真意はやはり「こんなことを子供にさせる親・先生がいる!」と晒す、
先日、話題をさらった知恵袋での「相談者が実は、、」のホラー方式なのか、
子供の顔もよくわかるようになっているし、幼稚園の名前も思いっきり出しているのがこわい。
ネットの有象無象の突撃を希望しているのか、はてなブコメはそれを微妙に教唆するような内容なのか、怖いわぁ、ネット、
まさかとは思うけど、園児保護者を装ってビデオ録りをした人がアップしていたりして。
某幼稚園の場合、非常にこった曲選びだったのが話題だったけれど、あれが「ちょうちょ」や「チューリップ」だったら、文句は言われない、
「子供は子供らしくしろ!」という無言の圧力も怖いな。
結局、今の子供のどこが昔と決定的に違うかといえば、超少子高齢化で「大人」と呼ばれる数が圧倒的に多い、
故に子供のことを分かりもしないくせにありとあらゆる茶々を入れてくる人間が昔よりはるかに多い、
親になった人間は、親にならない人間の気にいるような親をやらなければいけないし、
その子供は「かわいそー!」とか言われながら親でもない大人の気に入るような「子供らしさ」を振りまきながら育たなければならない、
その窮屈さは懐かしの昭和時代の比じゃありませんぜ、奥さん。(って誰?)
そういえば、朝日新聞ご推奨の尾崎豊を支持する人間は「さとり世代」のはしりみたいな20代にもいるようで、古市くん、叩かれておるようですな。
朝日新聞の例の記事では「空気ばっかり読んでるデジタルネイティブ」的な流れが非常に香ばしい、というか、
このナントカ真梨子さんの記事って、まともに読むようなシロもんじゃないですな、がやっと頭の悪いわたしにもわかってきたりして、
まあ、とにかく、育てにくい、生きにくい、が確かである現代をそれでもなんとか生きてくのが、有史以前から人間が変わらずやってきたことだと思うのでした。
かのビデオで「子供の顔が死んでいる!」と言わんばかりのコメントも読んだが、たいていの発表会の時の子供の顔は緊張のあまりあんな感じです、
しばらくすれば緩んでくるんで、それは大人も同じこと、そういうのすらわからない大人が増えている現実からは目をそらし続けるのがモノ書く人間の本当に馬鹿な部分ですな。
終わり。
追記・かのブコメは「素直にすごいって言えばいいのに」の意見が書かれて流れが変わったようで、この転身の速さも誠にネット的。