猫好き原理主義、、、

ふと、「天才・会田誠」が四肢切断の題材を「少女」ではなく「猫」にしたら、作品に抗議した人達が馬鹿にされたかどうか、
ネットでは「猫好き原理主義」がまかり通っているので会田誠の方が非難されただろう。
猫好き原理主義者は「人」より「猫」の方が大切なんだよなあ、
他人の妻子を殺した人間は「かわいそう!」とかばっても、猫を撃退する人間は問答無用で「死ね!」って、
猫好きにとっての猫は自分そのものなのかもしれないな。
ネットで「猫・撃退」を検索すると「庭のふん被害」のみなさんが大変苦労していらっしゃる一方で
最終手段「殺処分」を選んだ人たちに非難轟々、
よその猫の糞を片付ける人間が悪人かどうか、ちょっと考えて欲しいもんだが、猫好き原理主義者はとにかく「猫至上主義」
ちょっと異常じゃないか、犬好きはここまで極端に思い入れが強いようには思わないんだが。
なんにしても、私の庭をあらすのは、ご近所の「全ての猫は私のもの」と思い込んでいる方の猫群の一部なんで、
流石に「器物損壊」の罪を犯すほど私は追い詰められていないが
「猫嫌いなんて人間じゃない!」「猫好きの私は素晴らしい」というのにはうんざりする。
かの「なりすまし」で拘留されている人物が「猫好き」でなかったら、ネットで擁護はされないような。
私はたとえ殺人者であったとしてもプライベートな部分を意味もなく公開されることには同情するが
「猫を可愛がる人だから悪い人じゃないはず!」には同意しかねる。
何なんだ、猫、何でそんなにネットで「問答無用」な存在なのか。
つか、「猫好きな俺、私は特別!」って感覚がまかり通るのってどうよ?
しかし「少女」より「猫」が「上」であるのなら「植物」の方がさらに存在としては「上」になるんじゃないか、なんて
ま、猫好きじゃないんで、猫好きをやたら強調する人間のことはわからないけど。
知り合いが猫を3匹飼っているが一度も家から外に出したことがない。「絶対、近所とトラブルになるから」だそうで、
彼女は「猫好き」を標榜する人が必ずやりたがる、外で猫を見かけたら必ず触ろうとするあの奇怪な行為もしない。
「万が一、うちの猫に虫や病気を持って帰ったら悪いから」と、
そういうことを別の「猫好き標榜者」に言うと「その人は本当の猫好きじゃない!」と、
確かに彼女の家にはほかに犬が2匹と鳥とウサギが一羽ずつ、金魚数匹、あとメダカとカブトムシもいたかなー、
「動物ずき」なんだろう。
ま、「本物の猫好き!」を標榜する人は「私ってよく猫みたいって言われるの」といい年をして未だに言いたがるのでそんな人よりはマシだな、
と、人間の子供だけにしか興味のない私は思うのでした。
春先はネコ被害がひどいわ、、、(涙)