雑記。

大阪の自殺した高校生の親御さんが顧問を訴えたようで、まだしていなかったのがなんとも悲しい。
彼は自殺じゃなく、顧問による拷問死、あるいは過労死が近いんじゃないか、
部長だっただけに、責任感にがんじがらめになって死ぬしかなかった、体育科で部を辞めるは死を意味するようなものだろうし。
橋下憎し!で入試停止に多くの異論があったけど、私は、この件に関しては、橋下派だわ、
4月が来て、なんの変わりもなく新しい子が入ってくれば、結局「あいつ、なんで死んだんだっけ?」とうやむやになる、
「別にこの学校でいいし」の声が増えれば増えるほど亡くなった子の存在は軽くなる、軽くなるどころか、馬鹿にされる、
「やっぱり、メンタル弱かったんじゃないの?」「親の育て方が悪い」
強豪校の部長になるような子の親に「育て方が悪い」はないわ。
それにしても、次世代を担うアスリートたちを育てる側のあまりのお粗末さには怒りを通り越して呆れてしまう。
こんな国で、またオリンピックをしよう!なんてよく言える、
メダリストが教え子を強姦する国ですよ?それがぬけぬけと許されるように思い込んでいる、
今回の体罰死事件も金メダリストの強姦事件もつながっているんだよね。
教える側は教えられる側に「何をしてもいい」という、日本のスポーツ界に巣食う「悪習」、
これはどうやったら無くせるのか。
「根性!」ではなく「科学!」で若いアスリートをのびのびと育てられないか。
「育てる」の意味を問い直さないといけない時期に来ていると思う。
「育てる」は「根性!」だけではできません、ということですな。