残念な結果。

ドライアイな割にアルジェリアで亡くなられた多くの日本人のことを思うと涙。
海外メディアで名前が挙がった方はまだ若かったなあ、とか、
今朝の朝日新聞でご親族の許しを得て名前が公表されたかたは退職後の事件なんだなあ、とか
私の身内にも海外で仕事をしている人間がいるので残されたご家族のことを思うとまた、涙。
優秀な方がたくさん亡くなられたことがひたすら惜しい、でもこれが世界各地で起こる「テロ」、
「日本人」が狙われて殺される時代に生きているのを改めて。
私の兄弟のひとりは脳天気に「老後はイスラム圏で暮らす、イスラムの国の人間は戒律をよく守るので暮らしやすい」なんて言ってるが
その暗黒面もあるということは忘れてはいかん、
しょっちゅう海外に出ているエンジニアなので日本の情報に疎いがさすがに今回の件くらいは知っているだろう。
海外ニュースを見ていると、BBCが最近、毎日「マリ」のフランス軍の件を取り上げていて、
なんじゃコリャ、と思っているうちに起こった事件だった。日本ではそれまで「マリ」の件はほとんどニュースで聞かなかったなあ。
しかし、英米人が狙われるならともかく、なぜ日本人なのか、邪教徒だからか、見つけやすいからか。
海外ニュースでは空爆が行われる前に、日本人は殺されていたようなインタビューを聞いたが、なぜ、日本人だったのか。
優秀で仕事がよくできるからだとしたら何重にも悲しい、
仕事を滞らせるために日本人をやれ、だったら、本当にテロリストは歪んでいる。
まだ行方不明の方が出来ることなら、どこかで生きていることを祈る。
昔、戦争で身内をなくした家族はその最後をできるだけ知りたがるのを不思議に思っていたが最近、その理由がなんとなくわかるようになった。
せめて最後を見とった人がいてほしいからなんだろう。
あまりに多くの人が亡くなられたのでひたすら悲しい。