ちきりんさんの正体なるものがホットエントリに上がってるな、と思っていたら、名指された方の本が朝日新聞の広告に。
このタイミングで出てくるとは、上手に広告費を節約しますなあ。
ヤラセか、わざとか、わからないけれど、こういうことを書いている私もまた「本が売れるといいですね」運動に参加しているということで。
よく読ませてもらってるので、何らかの販促のお手伝いでもできればよろしいかな、なんて、
ただ「マッキンゼー」の採用基準が一般人に何の役に立つのか、
「ハーバード白熱教室」同様、それ読んで、一般日本人はどういう反応をするべきか、ま、要は「買ってくださいな」ってことでしょうな、
「あなたの人生には何の役にも立ちませんが、そんなものは今までにもたくさんあったんだから、それがひとつやふたつ増えたところで何も変わらないことでしょう」
と、本音で語ってくれればよほど人生に有益なんでしょうが、そんなことはハーバードでもマッキンゼーでも教えられることはないでしょう。
しかし最近のはてなは本当に気持ちが悪くて「何をうわごとを言ってんだか」みたいな人が本を出して、
それをはてなのお馴染みのメンツが褒め合ってブクマで馴れ合って「いやー、本当に、はてなって素敵ですね」的な
この素晴らしきはてなの「えすたぶりっしゅめんと」みたいな、何か涅槃の世界を垣間見ているような気分になるのは、私の体調が優れないせいでしょう。薄気味悪いわぁ、はてな。
ところで、「マッキンゼー」って何をしている会社なんですかね?
私は以前「プレジデント・ファミリー」で初めてその名前を知ったんですが、雑誌では教育の「フローチャート」なるものが紹介されていて
はて、この会社は、阿呆に有象無象なものを売りつけるためにこういうわけのわからない方式でけむにまくのが仕事かいな、と思いました。
そりゃー「地頭より論理的思考力より大切なもの」が必要でしょうな、としみじみ感じます、外資って怖いわぁ。
そういえば、以前身内の会社に肩書きのものすごい人が採用に来て、その履歴に「マッキンゼー勤務」もあったそうで
とりあえず雇ってみたものの、その人は肩書きを集めるのに熱心なあまり、肝心の仕事はあまりできなかったようで
早々に退社願ったのですが、「マッキンゼーも変わったのを取るな」と、身内は妙に感心しておりました。
学歴、資格、職歴はすごかったそうですよ、ただ、どの素晴らしい会社にも1年と勤めていないような、
そういう「優秀」な人材が巷には結構いるようです、マッキンゼーも大変ね。
ちなみに、その身内は「外資には3年」と言ってそうそうに転職した組です。外資はものすごく働かされるらしいです。
だからマッキンゼー採用マネジャー12年はすごいね、根性、あるぅ。
そんな人の言うことをどこまでネットにいる人間が理解できるか、少々疑問に思う今日この頃。
私は読みませんが、朝日新聞が広告しているし、きっといい本だと思います。買ってあげてね。おしまい。