大河雑感。

「八重の桜」
幕末ものはとりあえず見る、ということで、第1回、いつも子役で始まるのはどうしたものか、的な疑問が。
見たいのは綾瀬はるかちゃんだってば、の声は無視されるのよね、、松ケンだって「いつ出てくれるんじゃー!」って感じだったし。
ドラマは始まったばかりなんでなんとも言えず、以前「違いが分からーん!」と叫んだ西島秀俊長谷川博己が並んでるし、私は彼らの微妙な差がわからんし。
よく似た兄弟?的な、ついでにうちのダーリンが「周防さん」としつこく呼ぶ綾野剛も並んだら、もう何がなんだか(涙)
いや、きっと稀代の色男たちなんだろうけど、私はあんまりこういうカトンボ系のイケメンが好きではないんだろう。
「周防さん」は素敵だったけど、尾野真千子効果が大きかったような、なんだか良く似た感じの人が並ぶとありがたみがなあ。
オダギリジョーに期待。
それはともかく、一緒に見ていたうちのダーリンいわく「無難な作り」だそうで、言われてみれば妙に煙った映像ではなかったな、
いろいろ気を使っているのでしょう。
配役で面白かったのが勝麟太郎に「生瀬」、佐久間象山に「奥田瑛二」、勝麟太郎はかなりの小男だったらしいので
今まで見て一番ハマってたのは野田秀樹で、でもキャラクターの人を食った感が生瀬にぴったり、楽しみやわぁ。
西郷頼母西田敏行もいい感じ、この人は本当にお気の毒なキャラクターなのでより悲壮感が漂う気が、、
実は私は新島八重はあまり好きな人物ではないんで、見続けられるかどうか、
立派な人ではあったけれど、晩年、かなりわがままを行ったのは事実な気が。
若い時に会津落城を経験し、その時に心が死んでしまった人なのかもしれないなあ。
でも私は彼女の芳しくない逸話を読むたびに日本のよくないクリスチャンの典型を見る気がするんだな、
その信仰はほかの人間を見下すためだけに持つものであるような、クリスチャンに武士出身の人は多く、そうなった理由はよくわかるんだけれど、
その信仰は自分を救うためのみで他者を「許す」ために使われるものではないのでは、信仰の本当の「意味」がわかっていないだろう、
それでいいのか?的な疑問がある。
ただ、今回、そうした逸話が残ったやむを得ない理由がわかるかも、と期待している。
視聴率ばかり注目された去年の大河は、最後まで松ケンはよかったよ、さすがだった、よく頑張った、って感じ。
「視聴率が悪い!」と何故かそればかり繰り返されたのは、若くして美人と結婚して子供を二人も作る才能ある俳優へのマスコミ関係者の嫉妬か、と私は睨んでいる。
私と同世代くらいで、そこそこ権力を持って、でも幸福な結婚はできなかった人が多そうだものね、マスコミ関係者。
なぜ、若いイケメンが若い美人と結婚すると干されるのか、赤西仁とか。
そういう傾向が少子化を促進させる気が。
綾瀬はるかちゃんには、宮崎あおいちゃんの轍を踏まず松嶋菜々子コースを歩んで欲しいと願うのでした。終わり。