雑談。

今朝はオスプレイのニュースなど、ついこの間の中国騒ぎが収まったかと思うと、今度は米軍かあ。
先日の検査結果が芳しくなかったのでツッコミも投げやりになるわぁ。
ル・カレの小説をこの度読んでいてようやく気がついたのは、この時期の(1970年代)英国の状況は大戦の戦勝国であったにもかかわらず
自国の既得権や「世界に冠たる英国!」の立場が冷戦下どんどん失われていく、まさに「斜陽」って感じで、それと戦う男たちの物語でもあるのだよね、
でも現在に生きる私にとってはその「戦い」は非常にロマンチックに見えたりして、それでも未だ「英国」がそれなりの影響力を持つのが
大英帝国」のトップエリートが陰ながらその地位を支えてきたせいか。
今でも、多分英国人一人の命はアジア人10人分ぐらいじゃないかしらね、ロシア人20人分ぐらい?みたいな。
世界はそういう構成になってきてるんだろうな、で、敗戦国である日本はかつての英国の植民地である米国には逆らえない、
戦時中の「鬼畜米英」の気分がちょっとわかるわぁ、第2次世界大戦後の構成そのものがものすごく米英に有利にできてるんだもの。
「大東亜共和」なんて別のロマンチックを日本男子が夢見たのもわからないでもないような、まあ、でもその発想自体がやはり西欧的だよなあ。
それにしても英国のトップエリートは曲がりなりにもそれなりの学歴もお持ちというのに、この度の自民総裁選のアホっぽさといったら泣けてくる。
ロマンチック以前の問題だわ。(涙)
そのようなことをぼやきながら我が身の不調を嘆くのでした。下げたかった数値が上がってしまったわ、トホホ。