夏のちょっと怖いかも、な話、、

配偶者のご親戚づきあいで悩む話を読んで、ふと思い出したのが、結婚してから知り合うようになった方のことで、
私は正直、この方が苦手というか、怖かった。もう亡くなった人だから悪口を書いてはいけないと思うんだけど。
この方は、いわば「名家」ご出身らしくて、いろんなモノごとへの反応のしかたが「独特」だったのだよね、
なんか、人の話を聞いているようで、聞いていない、言ってもなければ思ってもいないことを巧に「そうだったのね、、私にはわかってるから」的な
じつににこやかに、育ちよく、麗しく、表明される方で、いやー、何をもってどう説明していいのかわからないのだけど、
とにかく、怖い人だったのよ、そのひとに比べれば、考えていることがだだわかりになる、すぐプンスカ怒る義母の方がまし、みたいな。
いつだったか、子どもがまだ小さかったころ、ちょっとした集まりで、そっと私のそばに来て私だけに聞こえるようにささやく内容が
「あなたも大変ね、ご近所のかたにいろいろ言われるんじゃないのかしら、お子さんのこと、気になさらなくていいのよ、
附属小学校に入れなかったからって。」って、えぇえぇ、私、お受験に失敗した親みたいに見られてるんすかー?
うちは私がずぼらで高校受験まで子どもにお受験らしいことは一切していない、
もちろん、うちのダーリン出身の大学付属校なんて一度も受けさせたこともなければ受けようと自分から考えついたこともほとんどない、(ちらと言われたことはある)
で、私が「いや、受けてないんですよ」と言っても、ニコニコして私の手をギュッとにぎって「もう何も言わなくてもわかってるから」みたいな、
えぇえぇ、これで、私、お受験失敗母決定ってことッすかぁー?な、
その後、ウチの子が元旧制中学の伝統校に、通っていた地元中学初のトップで入学して代表になったときも、その後成績で快進撃をしても
「あのときは大変だったから頑張ってるのね、あなた」みたいな、「私にだけはわかってるから」的、にこやかさで私にうなずいてくる、
これが怖かった、って書くとなんて、あほな被害妄想女、と思われるかもしれないんで、誰にも言ったことはなかったんだけど
なんだろう、じんわりとこちらをしめてくる、ものすごいネガティブパワーの「女らしさ」を全開にされてる的な、
あー、なにを書いてるのか、自分でもわからんわ。
この手の人が自分の母親だったり、お姑さんだったりしたら、私は性格破綻するか、離婚してたわ、なことを思い出したのでした。
決して悪い人ではないのよ、反応の仕方とかが「独特」なだけで。
でも常にその特殊なパワーを全開されると、どこかおかしくなる気がしたのでした。
ちなみに関係あるかないかわかりませんが、その方のお子さんは(もう50歳を過ぎていますが)何故か誰もご結婚していません、ハイ。
夏のちょっと怖い話でした。(か?)