雑談。

先週の「リーガル・ハイ」がネットで評判だったらしい。
週末に録画を見ての感想は「扇動者には俳優の才能があるらしい」かな、堺雅人の熱演は素晴らしい。
堺雅人がいい俳優なのは、私は「武士の家計簿」を見て初めて知った。あれは意外によくできた映画だったな。
しかし、歴史をふりかえると「蟹食べツアー」と「裁判」の区別のつかない集団の方がものすごいことをやってのけたりするような。
なぁなぁで、ぐだぐだで、脅されればきゃあきゃあ逃げる、でもいつの間にかまた集まってきたりする烏合の衆が一番、国家にとってはやっかいよ。
案外「悲壮な決意を持って!」なる人への対応の方が簡単だったりしてね。筋の通らない人間を相手にするのは大変だもの。
私は「蟹、食べいこぉー」的に全てをかたづけたい愚鈍な人間。愚鈍な人間は愚ろうも理解できない、ま、理解の尺度が違うのよ。
ずっと愚ろうされ続けてきた人間がいきなり「目覚め」て「わたしたちはまちがっていたー!」とやることの結果はロクでもないってことを
知っている程度の一般庶民は今さら「怒れ」と言われても勝手なこと言ってくれちゃってるわ、みたいな。
大体「怒れ」という人はそれまでこちらを同じように見くだして愚ろうしていた人たちだから。
そこをまるっと騙されてしまうとは、ずっと本当に一般庶民やってきた?って気がしたな。ああ、都合よく言いくるめられるってこれか、って感じ。
さて、食べ物つながりで「レバ刺し」問題。
テレビでは7月からの禁止が妙に否定的に受け取られていて、この間オセロの松嶋尚美が「禁止はひどい!」なんて言ってて一気に私の中の株が下がる。
町山さん、レバ刺しの危険をちゃんと松嶋さんに教えて!なんちゃって。
「動物の内臓を食べる」危険性が知られていないことがショック。
大昔から、動物の内臓を口にするのは貧しい人たちとされていたのは、やはり命を失う危険が隣り合わせだったからだろう。
その内臓を「生」で食べるという、いわば食の「ロシアンルーレット」がこうも一般化されて、その危険だけが知られていなかったなんて、、
レバ刺しは放射能と同じくらい怖がってもいいものだと思うけどね。
テレビって本当にワケがわからない。