いろいろ。

先日「ナチスの台所」という本が紹介されているのを読んで、ヒトラーのマクロビ食の話かな?と思ったら違うらしい。
ヒトラーの変わったヴェジタリアン食もまとめられたら面白そうだな。
肉食を禁じることはどこかナルシスティックな部分がある気が、、、などと肉食好きのわたしは思ったり。
ヒトラーの秘書の本によると、ヒトラーは動物の肉がいかに劣悪な環境で育てられ、処理されるか、それを思えば「食べられない」と
なんて「乙女」な人だったろう、「卵は殻に包まれて完全な状態」だから「食べてもいい」だったそうで、なんとも。
ヒトラーは魚は食べていたんだったかな?知っていれば日本食を愛したかもしれない、やはりなんとも不可思議な人物だったことよ。
そういえば(?)ついこの間大手スーパーに行くと何故か、ウナギの蒲焼きコーナーにウナギ1匹ぶんサイズの豚バラ肉がどん、とあった。
「豚肉を食べてスタミナつけよう!」と蒲焼きのたれを塗られていてもね。ウナギの稚魚が少なくてで今年はウナギがかなり高いらしい。
ウナギが「川魚」だからこそ、あのサイズが食べられるんだな、
同じ量の豚肉を一人で完食できるんだったら、特にスタミナつける必要がないくらい元気だわ。
ウナギ好きのダーリンが「ウナギが、ウナギが」とそこでさんさんと涙を流さんばかりにしていたが、私はウナギはそれほど好きじゃないんで無視。
高いんだったら、今年は丑の日に一度でいいや、そのうち稚魚も育つでしょう。
ナチスの台所」の書評を見て、買って読んでいなかったのを思い出したのが農文協の「台所防災術」。
阪神大震災を経験した料理研究家の親子がさまざまな「被災からふつうの暮らしに戻るまで」のアイディアを紹介されていて勉強になった。
時々の辛口なコラムにも考えさせられる。
「手づくりクッキーで被災者支援?」では、筆者が東日本大震災から3週間ほどたったころ、テレビである料理研究家が「笑顔クッキーを作って被災者に送る」話を聞いて
「まだまだごはんが満足に食べられていないところがあるのに、そこに送るための大事な物資輸送スペースをそんなものを送るためにとられるなんて、、」
「自称「愛のこもった支援」などは送る側の宣伝にはなっても被災者にはありがた迷惑」と、
「被災者の中にはアレルギーを持つ人もいる」など、もっともな意見で腹を立てられていた。なるほど、ものを送るのにも当然だが「送りようがある」、
私は物資輸送に制限があるのに初めて気がついた、よく考えたらまともじゃない状態の場所にものを送ることがどれほど困難か、
それすらもわかってないもんだな、被災の悲惨をあらためて感じた。この「台所防災術」は雑誌「うかたま」の連載をまとめたものらしい。
被災の生活が身近になるのでおすすめ。
さて、今日から予定がつまっているのでしばらくネットはおやすみ。