ねっと・めも。

スタディギフト叩き熱はいまだやまないようで、この熱狂は誰か一人でも死なないと終わりそうにないな。
「生け贄を差し出せ!」レベルの狂乱を誰か静めることは出来ないものか、
ま、久々に「こちら側についたほうが絶対的に正義だぞー!」ネタが提供されたんだもの、離れられなくなるわな。
しかし、こうも一律な意見しかでないとは、はてなも無個性になったものだな、あ、昔から無かったのか。
運営側以外の次の生け贄は佐々木氏となったようで、彼の意見に関する反発にも驚くばかりだ。
しかし、この反発している人の中で何人ぐらいが実際に問題となった学生に金を提供したのか、あるいは、学生時代、まともな支援団体を必要とした人がいたのか、
また、今の大学生の現実を知っている人がいるのか、ほとんどいないと思うな、ただ叩きたいだけ。
ネットの男アイドル「なんとか隊長」の言葉がこうも絶対的だとは思いもよらなかったわ、
巧妙に「正義」「正当性」をかぶりながら個人攻撃が成されていることにはみんなまったく無頓着らしい、
しみじみわかるのは「正義」とはどうやら「金」を持ってる方のものらしい。
佐々木氏は今回の件が今話題の河本事件の似ていると書いてあるが、私も別の意味であの件に似てると思った。
スタディギフト側って、私の目から見ればまだ「ひよぴよな」弱っちいバカ、、いや若者でそんなに金もない。
対する「絶対的正義の味方」である「なんとか隊長」は自分でしょっちゅう「世界を飛びまわっている」と書いている
ひとかどの「投資家」(らしい。私の目から見ればネットによくいる有象無象だが)で、配偶者は確か医者じゃなかったかな?
娘を医者にさせるレベルにあるご家庭出身の配偶者をお持ちとは投資で大コケしても、とりあえず「養わなければいけない食い扶持」がいるわけではない、
お気楽ないいご身分の40すぎ(追記・現在39歳、40前に訂正)のオッサンが全速力で「これはこれからの困っている学生を救うための正義だー!」と
後ろ盾のほとんどいない小娘を叩いた、
母子家庭出身でもとは売れない芸人の河本が、良家出身の国会議員に全速力で叩かれたにものすごく似ている気がするんだが、
「これからの困った学生のために!」は何が何でもの「正義」になる。
しかし「もうあっち側の女のくせに!」ってのは最高のアオリだよな。
ネットをよく知る彼が、ネットのあらゆる欲望とその欲求不満と、妄想と、ありとあらゆるものを刺激して混沌とさせて、攻撃に向かわせた
その醜さに反発する人間が今のところほとんど見あたらないのが私には不思議だ。
これからの困った学生のため、か、、それって具体的に言って誰のことか、顔のない正義の盾は本当に都合のいい存在だ。
書いていて、本当にうんざりしてきた。まあ、とりあえずは、この手のことにそれなりの「ニーズ」がどちら側にもあるのがわかってよかったんじゃないかな?
もう少しすれば、みんなの大好きな「なんとか隊長」が「絶対的正義」に満ちあふれた素晴らしい「新スタディギフト」システムを調えると思うわ。
そこにはまた別の「おいしい」部分があって、でもそれは運営側の「当然の対価」であると上手に言いくるめられることでしょう。
だって「なんとか隊長」のすることは「絶対」だもの。
そのときは、今叩いているみなさんは喜んでお金を出すんでしょうな、私は今回の件でもお金を出さなかったし、これからも出すことはないな。
本当に困っている若者とは、大学にいるわけではないものね。
狂信を必要とする人は、何か病的な素因でもあるのじゃないか、と疑う今日この頃。疑いを知らず無垢な人がはてなには多くて泣けるわ。