日常。

「早くお薬と手を切りたいものよ、、」とぶつぶつ言って下の娘に「そんな薬物中毒者みたいなことを言うんじゃありません!」とたしなめられる。
はい、はい、わかりました、内服ステロイドはいい薬です、って、なんにでもよく効くすごい薬だけど、副作用、ありすぎ。(涙)
まあ、でもこれは「飲む側」にも問題があるか、少なくともわたしの場合は。
飲み始めの時、あまりにも劇的に効いたので、つい調子に乗って、滞っていたことをばんばんかたづけていたらがっくり来て、
「お薬」で借りている「元気」というのは、本物の「元気」ではないのよね、、(当たり前か)
「薬を飲んでいる」という「意識」を持ってちゃんと生活すべきだと、大いに反省したので、それなりにいろいろ気をつかっている。(つもり)
先日読んだ「腸!いい話」では、「なんとかドミノ」と、ひとつの臓器が弱るとほかの臓器にも負担がかかってあちらこちら調子が悪くなる、のような話が出ていて
(そういう話がメインではないんだが)なるほど、思い当たるところがあるなあ、などと、
要は、年をとったら、それなりに養生しろ、と、とりあえず何が出来るかな?と考えても、「食生活の改善」くらいしか思いつかないのが、ああ、中高年。
しかし、食べたものがちゃんと吸収されないのが私の病気の症状なので、腸にやさしいもの、、と考えても「エレンタール」か(ちがう)、
「肉食」を少々減らす方向で、ついでに「甘いもの」も控えて人生の半分を灰色に、、、でもないが、「ほどほど」を今さら、深く学んでいる。
栄養が偏らないように今まで以上に気をつかって、あれこれ読んでいると、「マクロビ」とは「養生食」なんだな、
しかし「養生食」を健康な人間に当てはめるのは無理があるよ、などといらないことを考えついたりして、
私は、長生きできるのでしょうか?いや、こんなへらずぐちばかりを叩いているおばはんは憎まれものだから長生きするわ、
そういえば、今思い出したようにディック・フランシスの自伝を読んでいて、彼は子ども時代体が弱かったそうだが、
障害競争の騎手になったり、推理小説作家になったりして「89歳」まで長生きしたんだから、子どものころから体が弱くても
長生きは出来るもんだ、ひたすら摂生に努めよう、と思うのでした。
内服ステロイド剤の減量は結構体に負担がかかっていると思う今日この頃、ぶつぶつ。