きろく。

ステロイド内服始める。
昨日、血液検査をして、組織検査の結果も出て、はっきりした病名は「好酸球性胃腸炎」、
白血球内の好酸球の数値は一時期「48」と、これはかなり高いそうで、普通なら「2」くらい、らしい。(5、だったかな?)
現在の数値は下がりぎみで、「ひょっとしたら薬を飲まなくても下がるかもしれない」という話だったのだけれど、症状がかなり長く続いているので、
主治医がさんざん迷って「飲んだほうがいい」と判断したので従うことにした。
好酸球性胃腸炎というのはまだ病気のはっきりとした原因や、投薬の指針(だったかな?)が確立していないとかで、
どの程度ステロイド剤を内服すればいいのか、これから毎週血液検査をして決めることになる。
先日の大腸内視鏡でさすがベテランの先生は、小腸の入り口の方までカメラを入れて組織をとってくれていたそうで、
小腸にも好酸球の浸潤(だったっけ)が見られたのでステロイド剤を飲んだほうがいいと、
ふーむ、よくわからんが、薬は飲んだほうがいい、でも、当分、死にそうにない病気らしいので、ネットに書き残してもいいかな、
万が一、うっかり私は早死にして日記が途絶えたら、同じ病気の人がショックを受けるかも、と思って書くのをやめていたのだけれど、
なんとなく大丈夫そうなので、いいかな、と、はじめ、あまりに主治医に「よくない」と脅されたのでもう、私は余命幾ばくないのかと悲しんじゃったわ。
確実に慢性化する病気だと聞いたけれど、もともとこうした症状はかなり昔から時々あって、
いつもはわりとすぐその症状が治まったのに今回は1か月経ってもよくならなかったので、病院のお世話になった。
ずっと抱えてきた病気だったのだから、それがはっきりしたと言うだけのこと、
この病気は喘息や、そのほかアレルギーを持つ人に見られるらしいのだけれど、そうじゃない人もいるそうで、
私がネットで見つけた同じ病名の人は喘息の持病があったような、早く研究が進むといいなあ。
好酸球の数値が高いまま放っておくとぽっくり逝く説もあるそうで、科学技術が進んでいない昔なら、これが原因で突然なくなったりしていたのかもしれない。
科学技術の進歩に感謝。内視鏡、ありがとう、ステロイド、ありがとう、と言うことで、
そういえば今話題のオリンパス内視鏡のトップメーカーで私もこのたびお世話になったのだけれど、身内の主治医が言うことには
「一部の内視鏡医は「ケチンパス」と呼ぶ」なんて、技術者はちゃんとしていたんだろうけど、経営陣が悪かったんだねえ。
現在小腸の内視鏡検査は一般的ではなくて、カプセル型の内視鏡がもっと一般化できたらさらにいろんな病気が早く発見されるようになるらしい、
技術者、開発者、ガンバレ!と、科学技術に生かされている小市民は願うのだった。
この間から「エレンタール」と書くと、それを飲んでいる人がハテナ内にも結構いて、励まされた。
同じ病気の人がハテナにもいるかな?ネットでつながる、というのはこういうとき便利だと思ったのでした。おしまい。