ほんの雑記。

10月は本の感想を書き残す!とか言いながら、目先のエントリにつられる日々の私、、(涙)
で、今、ジョー・サッコの「パレスチナ」を読んでいる。本当は「アランの戦争」を読み返すはずなんだが、
やっと気がついた、私は「書くために読む」が苦手なのだ、「楽しみたいから読む」はいくらでも出来るのに、
イザ、何か書こうと思って読み直すのはのったら、くったら、なら、読んですぐ書けばいいじゃないか、と思うけど
パソコンを立ち上げて、「さーて、今日の話題は?」とつい寄り道をしてよけいな思いつきを書き始める。
「おまえはアホかー!」と自分でも思うわ、「あほなんじゃー、44年生きても全然治らんー!」と叫び返したりして
とりあえず、細々、いま読んでいる本のメモをしておくわ、しょせん私が出来るのはその程度。とほほ。
「アランの戦争」はおフランス漫画「バンドデシネ」だが、ジョー・サッコの「パレスチナ」は「アメリカンコミック」
アート・スピーゲルマンの「マウス」と同じ」、とはまえがき(?)でエドワード・サイードが書いている。
エドワード・サイードの前振りが長い、私のように「誰?あんた」な人間にとっては「オッサンのアメコミにまつわる自分語りはいらん」と、
今、ウィキペディアで調べたらかなりえらい人みたいね、ごめんね、罰当たりなことを書いちゃって、
でも、ココロからそう思ったのよ、って、えらい人のまえがきをすっ飛ばして読み始めても、何ら問題はない気がする。
パレスチナを読み進めながら、生きている人間のことを書くのに、漫画ほどふさわしい表現方法はないのかも、と
一見、うっとうしく思われるこの「パレスチナ」の描き方は、混乱する国で生活する人の息遣いが感じられるほど、生々しくせまってくる。
うわー、今、すっごく面白い本を読んでるよー!って、このドキドキ、わくわく、が最後まで続くか、それが「マウス」にもあったし、「アランの戦争」にもあった。
「アランの戦争」の絵の静けさとは対極にあるのだけれどね、この「パレスチナ」の絵は。
で、訳は小野耕世、私は「小野耕世」ってすでに歴史上の人物かと思っていたけど、まだいろいろやってるのね、
死んだ人かと思ってた、なんちゃって、ホンマ、私はしみじみ罰当たり。
いそっぷ社」って「どこ?」みたいな出版社が出している本、売れてないだろうなあ、、名作だろうにね。
ダーリン曰く、「ジョー・サッコは、ボスニアの話も書いているよ、まだ翻訳はされていないけど、持ってるから読む?」
「持ってるンかーい!」って、「パレスチナ」も原作本を持っているそうで、書庫があふれるはずだわ、トホホ、エンドレス。
ま、せっかくだから原本も読むか、、、
パレスチナ」の中でジョー・サッコは「日本人か?」と問われる場面があって「アジア系?」と思ったが、ウィキペディアには何も書いていないな、
黒髪の人なのか、眼鏡をかけているせいか。
今日はとりあえず、ここまで。