雑記。

興大臣辞任について内田樹先生のブログを読んだ。相変わらずエレガントな書きようだ、すばらしい。
松本元大臣の暴言については、私が7時のニュースで見る前からネットでは話題だったらしい、
ネットでだけその発言を見ていれば「また、どっちもどっちなことを言ったんだろう」としか思わなかっただろうが
ああも明快に発言されているところを放映されるとなあ、、、
恫喝、というのは人の見ていないところでその相手に対してだけこっそりとやるからこそ、意味があるんじゃないのかな。
パフォーマンスだった、といわれればその通りなんだろうが、人を動かすのにあんまり意味ないやり方だったね、
多くの人を不快にさせるだけのパフォーマンスって何の役に立つんだろう?今回の件は内田先生の言うとおりだと思う。
復興には利権が絡んで、得体の知れない人間が山ほどわいて出るものらしい、
その「毒」には「毒」を持って制しなければいけないのかもしれないだろうが、
その「毒」は極力、国民の目に見えないところでやってほしいものだ、その程度の「社会性」を国会議員に求めるのはまちがっていることなのかな?
なんとも後味の悪い辞任劇だった。
内田先生の「学生の育て方」を目にして、内田先生と違って「批判することで子どもを伸ばしてやっている!」の先生は
案外多いことにため息。
上の娘が入学した大学は天下にとどろく名門校で、さぞかし先生方も素晴らしい人ばかりだと親としては期待していたんだが
中にはとんでもない露骨なえこひいき先生もいるようで、特定の学生の意見は何を言っても「素晴らしい」、
でも自分が気に入らない学生は理の通らないやり方で責め立てる、そしてそれを指摘されると「教えてやっている」と、
いやはや、底辺中学の先生でもそんなのはいなかったわ、いい勉強させてもらいましたわあ。
先生はその「芸風」で以前から有名らしく、娘はそういう先生にあたってしまったことをしばらくは嘆いていたが、だんだん扱い方になれてきたよう。
それにしてもおかしな先生がいるもんだ、「講師だ」と言うので、自信のないまだ若い先生なのかと思ったら
「たぶんママより年上」と、私よりも年上で、しかも「講師」ってのはどうなんだろう?
私の年齢だと教授でもおかしくないはずだけどなあ、、、
女性で妙にヒステリックッぽいところが泣ける、それじゃあ、単に若い女の子をいじめている婆にしか見えませんよ、
ってな社会性を身につけてほしいものだわ、ひいきにされるのはたいていが「イケメン」男子学生だったりして
された方もひいているのがもの悲しい。
娘には「ママくらいの年代の人間になるとね、更年期障害という恐ろしい病気があってね、、」と思わずかばってしまったわ、
そうでないとおかしいよ、と思うのは、私が大学に期待が大きすぎるせいなのかな。
今は試験シーズンで、それでなくても勉強がたいへんで、「大学に入ってもこんなに勉強しないといけないなんて、、」
と、娘の大学のみんなが言いあっているらしい。
「仲間意識」はここから育つのかもしれないな。
「先生」と呼ばれる職業の人には要注意人物が少なからず交じることを、あらためて。