サイバラ先生のおことば、、

昨日、ホットエントリにあったサイバラ先生のお話は「ごもっとも」ではあるのだけれど、
いまどき、まともな女の子は男の子に依存しようとは考えていないし、
「鮨と指輪は男が買って当然」の女の子にサイバラ先生のことばが届くことはないだろう。
むしろ西原先生には「男は決して養うな」のおことばを真面目な女の子たちに諭して欲しい。
真面目な女の子にたかる男がいるのをサイバラ先生もいやというほど知っているだろうに。
サイバラ先生のおっしゃるとおり、確かに階層が上がるにつれて、たかる男は少なくなるかもしれないが、
娘が通った高偏差値大学のお金持ち学生の中にも、「金は借りて当たり前、返さないのはもっと当たり前」がいたりして
またそんなのに「貢ぐ」女の子もいたりして、大変驚かされた。
金銭教育の行き届いているわが娘はとある活動費を彼から巻き上げたと知られて、激賞されている。
娘はそのとき初めて彼が今までの数年にわたる様々な活動費をすべて人に払わせていた、
しかも自分が初めて彼から金を徴収できた人間だと知って驚愕していた。
それほどお金にだらしない人間が「エリート」と呼ばれる人のなかにもいるのだよね。
底辺世界を知っている上の娘が激怒りしていたのは
「うちの中学のアホ連中が金を払わないのは「ない」から、だから貸す人も少ないし、額も小額。
でもこいつは払えるのに払わない奴だから、余計たちが悪い!自分が「○大生」で信用されているから、それを知っててやってる」
と、育ちが悪いって、こういうことが「わかる」から役に立つのよね、、、
娘がどうやって彼に払わせたかというと、ほかのみんな、大学の先生もいる前で
「○○君だけ、払ってもらえてないので、○○の申し込みは出来ていません」とあっさり宣言したそうで、
「何であんなことをした!」とあとで詰め寄られたそうだが、
「何回もリマインドかけたよね、ラインでも確認したよね、払えないんだったら、活動には参加しないで」
と、がんがん言い返して、その場で払わせたそう。
「何だ、持ってるじゃんって思った、いっつも「金ない、金ない」って言っててさ」
「私が払わせたのが広まって、「どうやって払わせたの?払ってもらってない」って聞かれて、
私、そいつが見栄っ張りで自分が払ってないって、特に大学の先生の前で知られるのを死ぬほど怖がってるの知ってたから
そいつが払わない奴って知られるのが怖い人の前で徴収すればいいよ、って教えた。」
「恥をかかせやがって!ってそいつが言ってるの知ってるけど、払わない自分が悪いんだって、みんな知ってるよ、私は悪くない」
「私のことを、「金に汚いやつ」なんて噂を流そうとしたみたいだけど、そいつの交際範囲で払ってもらってない人間多かったから、
「払わないお前が悪いんだろ」って言われて、私の信用のほうが高かった」
と、周囲が恵まれているということは「正義」を行っても支持されるという事なんだろうかね。
サイバラ先生のおことばはありがたいけど、今のサイバラ先生のおことばが届く層には釈迦に説法みたいな、
やや「無駄」感を覚えたのでした。