雑談。

ふと見たベビーシッター兼家事代行事業の利用料金が「千円から!」で驚く。
私の知人が10年前、派遣業者から、家事手伝いの人を利用したとき、「時給1500円」だったな。
あれやこれやさせようとして「出来ない」といわれて猛烈に怒っていた。
私がやんわりと「あなた、1時間1500円でそこまで出来る?」と聞いたら「しない」と笑う人だったので注意を促したけれど、
このたび見た「千円」は、まさか「時給」ではないだろう、もし時給なら、本当に働く人にはどの程度渡るのか、
都内の話なので、都心部のマ○ドナルドの時給より低い計算になるんじゃないかな。
この運営者は「女性が輝く!」なんていってるんで、この手の女性が輝くためにどれほどの女性が犠牲になるのか、空恐ろしくなる。
女性は女性にも搾取される時代か。
その「千円から」がせめて「30分で」ならば納得は出来るんだが。
あと「オプション料金」がついて結局は「時給4500円」くらいに出来るのなら、まずまずの人材は集まるだろう。
なんだかんだである種の女性はいまだ「家事・育児」をなめているところがあって、
それをする無数の女性への「あなたたちには家事と育児くらいしか出来ないんでしょう?」の差別視線を持つ。
これは明らかに「男」目線で、この手の「女の形」をしたおっさんが一番たちが悪い。
子供を放り出してやってることが「いかに素敵わたくしが素敵なのか」をアピールするための活動だったりして、
この手の女を妻に選ぶ側も選ぶ側だと思うので、基本的にはどうでもいいが、
利用者に安すぎる設定のものはそこで働くひとが内心でどう思っているのか、そういう人に自分の子供を預けていいものか、
素敵な自称バリキャリ女子は考えたほうがいいかも。
私は家事業を外注するときは出来るだけはじめから高い料金設定のほうを信用している。
「信用を金で買う」くらいのことは高所得でハイスペックなバリキャリ女子は仕事を通じて知っていてもよさそうなものだけれど。
広告料にいったいいくらお金を使ってるのか空恐ろしくなる「家庭教師のト○イ」なんて、
利用者にはやたらと「○○は無料!」を歌っているが、それが実際に教える側にどれほどの負担を強いているか、
娘曰く「ブラックといえば○ライ」だそうで、まともな大学の学生は行かないバイト先となっているようだ。
働く人間にとって困るのが時給の安さもそうだが、その安さにつられて利用する人間の出来の悪さも悩みの種だそうで、
娘の友人が一時期うっかり「○ライ」で働いてみたものの、あまりにも利用者の要求が高すぎて、
その上にその子供が馬鹿すぎて嫌になったとか。「親が馬鹿なら子供も馬鹿」と、まあ、そんなもんだろう。
このたび宅急便のヤマトが悲鳴を上げて、我が家もヤマトのヘビーユーザーなので全面支持。○マゾン利用者だけど。
元々、ちょっと安すぎるんじゃないか、以前はア○ゾンで本を注文しても何冊かまとまってから配送していたのに
ある時期から入り次第たった1冊でも送ってくるようになった。
そこまで急がないのに、と思っていたので、ヤマトのお兄さんたちを守るためならそこそこの値段は払うし、
回数も減らしてもらってまったくかまわない。
「安すぎる」のにクオリティーの高さを歌う側を信用するのは、他人をごみ屑のように扱うことになるんじゃないか。
これなら自分でもここで働くな、の値段のところを利用したほうが良いんじゃないか、
と「自称バリキャリ家事外注がステイタス女子」に向けてひっそり書いておこう。
奴隷をあなたは雇いたいか?を私は聞きたい。
どうもネットの「自称ハイスペ・高所得バリキャリ」女子には「雇いたい!」という人が最近は多そうなのだよね。
「ハイスペ」の基準も低くなったものだな。