はてなが「毒親」ばかり言うのでつらい、、という増田を見かけて、何を言うやら。
私なんかはてなで「毒親」のことばが流行る前からはてなで「毒親」度・１００パーセントの認定を受けておりますが、
娘たちは元気に人生驀進中。アホほど他人を「毒親」といいたいもんですわ、しかも子育てをしたことがない連中が。
何年も前にはてなで大人気だったブロガー（？）に「お前がキチガイだからお前の子供もキチガイになる」的なのろいのことばを
いただいたりして、ま、この人に私はうっかり「せっく○が下手そうな奴」と暴言を書いたのでよほど傷つかれたのでしょう。
暴言書きと子育て能力とはまったく別物であることに気がつく能力のない馬鹿でしたが、ブログは絶賛されておりましたな、
信者の多いブログだった気がするけれど、最近見かけないなあ。
そもそもネットで「毒親！」と宣言する連中は、ネットにちまちま恨み言を書くのではなく、
実の親にそのグチをぶつける労力をまったく有していないようなので、元々無能力なんじゃないですかね？
他人に「うちは毒親だから」という人は、たいてい相手に何がしかを求めているわけで、この小ずるさが、私は嫌いですな、
お前が毒親に育てられようが、それが私に何の関係がある？ってなもんですわ。
自発的に「毒親！」と言い出す連中にろくな人間がいない、これは実生活でもよく覚えていたほうがいいことざんす。
ようは「私はあなたと同じように見えるかもしれないけど、私のほうがあなたよりずっと苦労して勝っている！」
って言いたいだけなんですな。
私は、それを言われたほうが実はずっと親で苦労している、でも黙っている可能性が高いんじゃないか、
故に言われたほうがむしろ「毒親」宣言した相手よりもずっと勝ってるんじゃないか、そんな気がします。
これはどうしようもないな、と思うような親も確かにいるんだけれど、そこから「サバイバー」となった人間は
不思議と「サバイバー」宣言はしてない気がするな、「サバイバーだからって何だ？」という世間知を既に身につけている、
「サバイバー」と宣言することで連綿と続く面倒くささを回避するほうを選ぶ人間でなければ、
本質的には「サバイブ」出来ないんじゃないか、
「毒親育ちだから私は特別」といいたい人がネットには多い気がするので、
昨今の「毒親」流行は私はいわば「自分探し」の一種だと思っております。
「理想的な親に育てられたら、理想の自分になっていた！」なんて
私が若かりしころ「本当の自分、、」というのが流行ったので、現状に満足する能力にかける人間が思いついた話なんでしょう。
親を叩くことほど簡単で、賞賛されるものはない、というのがネットでの、はてなでの私の「発見」なんだけれども、
私は、反論できない人をぶったたくことを喜ぶ人間ではないので、その発見を「良い」ものとして認めないですな。
毒親の始末は個々人でやったらいかがですか？としか言いようがない。
親の言い分もそこそこ聞く必要があるだろうな、という毒親実例をネットでよく読むので、
はてなの「毒親」ばやりは気にしないに限る。
多分、数年後には「なんだったんだろう、あの騒ぎ」にしかなってない、本当に情けないほど一過性の「流行」なのだよね、、
とりあえず、世界が完璧じゃないのに、子育てだけ完璧にするなんてのは「不可能！」ということは、お伝えしたいと思います。
