一人暮らし食事情、その1

イリアム王子の後頭部を眺め、時のたつ早さに涙ぐむ私。ちょっと前までふさふさの美少年だったのにねえ、、
去年の今ごろは、受験生二人を抱えて「ゴールデンウイークって、食べられるもの?」みたいな生活だったわ、
地震原発のことはさておいて、穏やかな日々がふたたびやってきて、とりあえずはよかった。
で「食べられるもの」のメモの続き。
一人暮らしで自炊をするにあたって、いちばんネックとなっているのは「熱源」、
つまり「何」で料理が出来るか、ってことで、私が下宿探しに旅立ったのは、通常の受験生の親としては遅めだったせいか、
娘の希望する「コンロは絶対IH」はほかの希望を満たさない物件しかなくて、苦労した。
ガス火は「怖い」とそれは私自身も不安だったのでマストの条件として、そのほか「駅から近い」「大学が近い」等々、
「そんな条件の物件、残っていませんよ」的な対応を不動産屋にされたりして、
ええい、こうなりゃ、跡取り娘(と思ったことは一度もないが)の下宿、お金に糸目はつけないわ!なんちゃって、
結局、そこそこの値段で、今の下宿が見つかったんだけど、「新しいところがいい」とか、「IHがいい」は
「新しめにリフォームしている」と「ガスではなく電熱器」というところに落ち着いた。
新しいところは、たいていIHになってるんだけどねえ、、、そういうところはもうなかったのよ、トホホ。
で、この「電熱器」、火力が超弱い、というより「火力」とすら言えないモノであったりして、私が娘に勧めた「残り野菜で作るスープ」が、とうてい作れない。
鍋で作るインスタントラーメンすらあやしい始末、しかし、一人暮らし用の物件には結構平気で「電熱調理器」あったのよね、
これじゃあ、まともに料理なんかできないじゃないか!と憤慨しても始まらない、
「ルクエ」のプチサイズスチームケースを持たせて「とりあえず蒸し野菜を作りなさい」と、最近、よく「電子レンジで出来る!」がうたい文句になっている便利グッズがなぜたくさんあるのか、
しみじみよくわかったわ、
一人用のオーブンレンジを買ったので、グリル系もこれでなんとか、
しかし、パスタゆで用のレンジグッズは、庫内の大きさが合わず、また、ルクエシリーズの「スープが作れる!」の新製品もレンジ内の高さが足りない、
娘に野菜と栄養たっぷりの「スープ」を食べさせたい私としては、目下、どうやったら、スープが作れるか、考え中。
都会で自炊するのがどれほどたいへんか、そのほかに驚くべき悪条件を発見したものの、それはまた後日。
楽しく遊びに行ってきます。