マンガ・雑談。

竹光侍」が終わってしまったわ、、(涙)
これはまったく傑作中の傑作、で、このたび初めて冬野さほ松本大洋の奥様だと知ったりして。(作画協力に名前あり)
「アート」ご夫婦、内助の功が現れてるって思うべき?
連休前後、おたく・ダーリンが、山のように漫画その他を買ってきて、めずらしく読んでみようかなと思った米沢嘉博の「戦後エロマンガ史」。
エロマンガっていつから問題視されるようになったんだろうなあ、と考えるようになったんで、歴史を勉強するかな、
なんて、2人受験生を抱える母親がこんなの読んでる場合か!とも思ったり。
先ずは家にある「手塚治虫マンガ論」でも読んでみるかな、この方が亡くなられたとき、ダーリンがうめいていたなあ。
最近、水木しげるにはまりまくっている。
ゲゲゲの女房」は出てすぐに(ダーリンが)買ったのを読んでいて、なんで、あんなあっさりエッセイが朝ドラに、と不思議だった。
向井理さんファンの子どもたちがはまりまくって、
そして「貸本」を実際に利用した世代のダーリンが時々うつる昔マンガを、録画をいちいち留めてチェックしていたりして、いやはや、
で、ダーリンが大昔に買ってあった水木先生の自伝的マンガを読み始めて、止まらなくなる。
いやー、面白いわぁ、こんなに面白い人だとは思ってなかった、すごいわ、水木先生。
紙芝居から、貸本マンガ、それから「マンガ」って、「マンガ」の歴史は時代を反映しているんだな。
先日、「レッド」の解説をしている紙屋さんが小熊英二の「1968」の感想を書いていたので、拾い読んでいて、
ふと目次を見ると、去年「このマンガが〜」のベスト10入りしていた「おとこ(変換が難しいのでこのまま)の一生」があったので
読んでみると、随分好意的に書いてあって、驚愕。
「紙屋さんは「いい」って書いています!」とダーリンに言ったところ、
「紙屋さんは「乙女の心」を持って少女マンガを読む人だからなあ」と、ううっ、どうせ、おばはん、乙女の心なんかかけらほどもないわよ、
にしても、ベストテン入りしているから、速攻でダーリンが1〜2巻を買ってきて、夫婦で読んで「なんじゃこりゃー!」になった内容っちゅーに。
まあ、心の黒い私は皆さんが号泣したという「星守る犬」を読んでも「おっさん版、マッチ売りの少女」としか思わなかったし、
この「おとこの一生」なんて、30過ぎても女の夢は「シンデレラ」か、と空しくなったわ。
基本的に私にはマンガを読む能力が欠けているのかしらねえ、、、紙屋さんはえらいな、と感心したのでした。
紙屋さんはいつの間にか「はてな」にうつられていて、いつか「お隣」になれるかも、と楽しみ。
ところで、私はある人に言わせれば、読んでいない本の感想を書く人間だそうだ。
読んでいるからこそ「誤読」するんじゃないかしらね、、、なんだか支離滅裂なことを書かれて、がっかりした。
そういう人が「ジェンダー論」に走るのか、、、納得したくないけど、納得しないといけないのかな。やれやれ。