さいきん。

今、「著作権の世紀」ー変わる「情報独占制度」(福井健策・著)を読んでいる。
新書なんだけど、これがなかなか難しくて、、、(涙)
読みやすい語り口で書かれているものの、そもそも、「権利」の概念が私の中ではっきりしないんで、
何げない記述を何度も読み返したりしている、とほほ、この頭の悪さよ、、、
前著の「著作権とは何か」を先に読んだ方が私にはよかったかもしれない。
ダーリンが2冊一気に買ってきて、先に読み終えた方を借りて読んでいるんで、
「どっちを先に読んでも大丈夫」と言われたけど、ダーリンはそこそこ「著作権」の意味するところを知っているからなあ、、
基礎知識の足りない私にはきついわ、ま、面白いのは面白い。
内容にはなんの関係もないが、著作権発祥は英国で、「アン女王法」が最初と読んで、
「アン女王」といえば、古い英語の言い回しで「アン女王は死んだ」と言うものがあるのを思い出す。
「それはもう古い」という意味なんだが、「アン女王」はなにもしないで死んだので有名なような記述をどこかの小説で読んだ気がするが
意外な「仕事」があったじゃん、などと、ああ、何故、私はこういうどうでもいいことが妙に頭に残るのか。
しかし、「権利」には必ず「利権」がともなうのね、、等々、ネットのおかげで海を越える「情報」の「権利」はどこに還されるものか、
著作権が厳しくなると文化の発展が阻まれる可能性、とか、「法」の難しさにため息が出る。
「法学部志望」の上の子に、今読んでいる内容を話すと、私と違って、一発でそれが何を意味するかわかって、
そういうところを見ると、「法学」志望ってのは正しい選択のようだ。「読む?」と聞くと、「いつかね」、「著作権」には興味がないらしい。
本当は「エロマンガの歴史」を読むはずだったのが、めくっていると、シャレにならない図録があるんで、よそに持って行きにくい、
と言うことで、現在保留中、年頃の娘たちの前で読む本ではないしな。
先日、上の子がセンター向け模試を受けて、国語、数学は「180点」あったものの、英語がなんと「130点」、
なんたることよ!と、大あわてでその「対策」を練っている。
上の子は「塾には行きたくない!」とおっしゃられて、ダーリンが「君、英語は得意教科だったろう」と、
ダーリン、私と賢いあなたの娘とでは「レベル」が違いますわ、、
と言っては見たものの、「何とかしなさい」、で、お受験向け本なども読みあさっている。「お受験」の壁は厚いわぁ、、、
一方、下の子は「文化祭でバンドをする!」と、「女の子バンド」を結成して、「ドラム」を担当、
喜んだダーリンが、早速スティックを買ってやって、「けいおん!」の主題曲をやったら?なんてアドバイスしたりして、
「絶対、いや!」と、速攻で却下される。「男の子が喜ぶよ」って、「そんなの喜ぶ男の子なんて、いや!」と、はっきりしてるわぁ、、
つか、あんたも一応「受験生」なんですけど、実はひそかにあんたの方の受験を母は危ぶんでいるんですけど、
「世渡り上手」だけで、お受験は乗り切れないのよ、、、
でも、バンドメンバーに誘われるその社交性が、この先の人生でもっとも大事な気もするなあ、
誰とでも友達になってうまくやってる、その技術力に感心させられる。誰が育てたんだか。
今週は、ダーリン実家が「検査」で、私は「介護道」まっしぐら。とほほ、エンドレス。