雑記。

ダーリンが「マンマ・ミーア!」を借りてみていたのでおつきあいして、ぎょ、ぎょ、ぎょ。
「なんですか?これは」と尋ねると、「どうも若くてかわいい女の子が主人公じゃなく還暦前後のメリル・ストリープが主人公らしい」と、
もう「ばあちゃん」と呼ばれるお年ごろの女性軍団がストップモーションをかけながら歌い踊っている姿を目にして、
私は、ダーリンに悪いクスリでも一服、もられたのかと思ってしまったわ、いやー、「ケツイボ割れるような」なんて言葉がふと。
こんな「脳死」してしまいそうな「熟女」が踊り狂う映画、誰が喜んでみますかね?と考えてみたら、
メリル・ストリープが「おしゃれ」だった世代がみるんだろうねー、結局、「熟年」世代が「映画」そのものをよく見る世代と言うことか。
そう考えると、先日、アカデミー作品賞を逃した「アバター」なんてのは、若者向けだよな、
3Dって、「ゲーム」の世界にはいるような感覚、ストーリーなんてあってなきがごとしで「よし!」
おばはん、文句言ってごめん、女子中学生向け、岡田将生君主演の映画に文句言ってるようなモンだったな、
「18禁」なる映画はあるが、「30代以上禁止」の映画マークも作っておくべきだわ、「じじ、ばば」は「ご遠慮ください」ではじめから見せない。
そうすりゃ、私みたいのがみて「なんじゃ、こりゃあー!」なんて文句を言わない、馬鹿者、、、いや、若者向け、にマジギレしちゃあ、いかんな。
アバター」をみたあと「勝ち組の作りそうな映画」と感想を書いたが、
先日、五十嵐大介の「魔女」を読み直していたら「kuarupu クアルプ」と言う話が「アバター」っぽくて、当然、原住民が「負ける」わけなんだけど、
やはり「戦争に負けた国」であるからこういう発想が生まれるのか、全てを滅したあと、
そこは「コカの大規模農場」だったとの「悪名」を負わせる、そういうことを繰り返している国では、「負けた側」の無念の強さが受け入れられない、
「理解できない」んだろうな、常に、「強く、正しく、美しい」。「熟年」過ぎても「愛が全てさ」か、いやはや、前向き。
アメリカ的価値観からどうやって抜け出せるのか、そういうことを考える、「貧困大国アメリカ」を2冊読み終えたあとには。
もうとっくに読めてるんで早く感想を、と思いつつ、なかなか。
かの新書を読んでいるのと同じ時期、NHKハイビジョン特集「勺勺客〜中国宮廷料理人の故郷」を見て、考えさせられることが多くあった。
特に「食文化」について。
アメリカより、中国に惹かれてしまうなあ、、、いろんな意味で。その理由はまたよく考えてみることにしよう。
ダーリンには「週2回くらい書きなさいよ」と言われているものの、来週は実家父が検査入院。実家母が気落ちしているのでずっとつきあう予定。
書かないと、言葉ってまとまらなくなるな、と思いつつ、書けない日が続く模様。
ただ「記録する」というのも、難しいものだなあ。