日常。

1週間がたつのが早いー、、年のせいか。
昨日、国立大学前期合格発表があって、これでお受験も一段落。
去年は親戚や知り合いのお子さんが幼稚園から小学、中学、高校、大学まで、「お受験」が多くて、当たり年だったな。
今年は中学と高校だけ、2年前は我が家、
その頃、知り合いの年上マダムに泣き言を言ってたら、「うちの娘は国試よー」と
さんざん愚痴を聞いてもらったあとにさらっと言われて、まいりました、ども、すみません、って感じ。
でも「初めてのお受験だから親は大変なのよね」と慰めてもらって、一番大変なのは受験生本人なのをうっかり忘れていたりする。
来年は、再び我が家がダブルでお受験か、、ここ数年、ずっとこういう状態が続くのよね、、、それが子供を持つと言うこと。
皆様、「親の道は一本道」ですことよ、がんばりましょう。(なんのこっちゃ)
で、この1週間ほど、その親の道に外れてしまったニュースがいくつか。
5歳児の子どもが6キロしかなかったと聞いて、うちのこの3ヶ月検診の時の体重より少ないじゃないかー!と涙。
わが子たちは3キロちょっとで産まれたせいか、3ヶ月検診の時は7キロを軽く超えておりましたわ、、、とほほ。
この手の虐待を耳にする度に、そんなことが何故起こりうるのか不思議で仕方がない。
妊娠してから産むまで、まったく他人と関わらないなんてことはありえない、それまでの友人や親戚、様々な人と何故関わることがなかったか、
職場の人と、「そういえば、おたくのお子さん、おおきくなったでしょ?」なんて話をしないものかな?
少なくとも、まったく赤の他人である人間と結婚に至るまでのコミュニケーションをとれた人間が、何故、子どものことで他人と関われなくなるのか、
情報番組では虐待が行われている家庭は「孤立」していると話していて、なるほど、と思うことはあったのだけれど、
一家庭がまったく隔絶されてしまうってこと、あり得るのかな?ものすごく深刻な、哀しい事情がウラにあるんだろうという気がする。
一概に、親だけを「鬼!」と罵ってすませるような問題ではなさそうな、
5歳児が6キロなんてあまりにも、ではあるけれど、子どもって、嘔吐下痢のような病気をすると1日で3キロくらいやせてしまったりするからなあ、、、
なんにしても、残されたもう一人の子どもが何も知らされることなく、健やかに育つことを心から願う。
子どもは、極端な話、食べさせておきさえすれば育つからね、そういうことをもっと知らしめるべきだと思うわ。
「これを食べさせなければ!」とか、「こうしなければ将来こうなる!」とか、妙に否定的な情報ばかりを流さない方がいいのにね。
子どもの「将来」を楯にとられたら、親はどうしようもないからなあ、無気力になってしまう気持ちもわからないでもない。
「先のことは先に考えるわ!」と開き直ってしまうくらいじゃないと、「親業」はつとまらんな。
「これを食べさせると頭がよくなる」とか、色々私も聞いてきたが、出来そうなものとか、「私」に都合のいいものだけを選んできて、
それで、子どもたちは不良化することもなく育っているんだから、何とかなるものよ、
大切な子どもの将来を楯にとって他人を脅す人間を信頼しては駄目ですよ。
夜のスーパーで3歳児にポテトチップの袋を持たせて食べさせているヤン・ママであっても、「がんばって子育てしてるね」と
温かい目で見るようになってきたなあ、子どもを一人家に置き去りにして、何も食べさせないでいるよりは、遙かにマシだものね。
色々乗り越えて、なんとか、お受験にまでたどり着くのよね、子どもが受験することは立派に育ったってことなんだな、
志望校合格、不合格にかかわらず、お受験は「参加することに意味がある!」なんて
何故、私は早くも「負け組」的予防線をはってしまうのだろうと、少々反省するのであった。
4月にかけて、私はたくさんの「おめでとう」に出会う、ありがたいことだ。