日常。

私がテレビをつけると、何でかいつもタイガー・ウッズの話題が。浮気相手が増えてるし。
まー、この数じゃあ、奥さんがゴルフクラブを振り回して怒る気にもなるわな、
と、一瞬思ったが、この数、本当なのかね、便乗している人も結構いるんじゃないか、
「どうせ、タイガーは文句を言わない(言えない?)」と、タカをくくっていくらでも与太をとばしている気がするな。
黒人の成功者がそんなに憎いものなのか、マイケル・ジャクソンの幼児虐待事件のことを思い出したりして。
あれは本当のところどうだったんだろう、実は全くの無実だったのかもしれない、
もしそうだとしたら、どれだけ酷いことが起きたのか、想像するのも恐ろしい、
そもそも、私もあの一報を聞いたとき「マイケルだからいいじゃん」だったものな。
「マイケルだったら何をしても許される!」の感覚がマイケルを追い詰めたのかもしれない、無実であったかもしれないのに。
「成功者にはつきもののこと、このくらい我慢しろ」とは間違った考え方だよな、
今年一番、と言わず、生涯哀しいと思うのはマイケルの早すぎる死だ。
そして、もっと活躍できなかったこと、スキャンダルのせいで。
黒人の成功者で次、引きずり下ろされるとしたら、やはりオバマ大統領か、
ノーベル平和賞もそのネタにされるんだろうな、有色人種がそんなに憎いか。
憎いか、と言えば、タイガー・ウッズの奥さんに対しても「そのくらい我慢しろ」みたいなことをコメンテーターが話してたりして、
おまえの奥さんが次から次へと男を渡り歩く女であっても我慢しろよな、へっ、
と、他人に「我慢しろ」なんて安易に言う人間ってなんなんだろう、まったく。
そういえば、昨日「アエラ」の広告がまた酷くて、「妻の出世を喜べない」などと、なんか「いかにも」男の男に対する「同情」めいた見出し、
妻の出世を喜べないようなケツの穴のちいせえ男とは結婚するな!と心から。
また、昨日「働くママは、権利ばかり主張して義務を果たさない」なんて言葉を見かけて、それって酷い「働く女性バッシング」だな、と思った。
これ「働くパパ」に置き換えられることはないんだよ、それを「父親」がしたとき、いわゆる「男の同情」ってのを持ち出して、
「やれやれ、あいつは妻の尻に敷かれて、頭があがらんらしい、気の毒なことだな」になるんだもの、他人を「見下す」格好のネタとなる。
とかいいながら、私もPTA役員時期、あまりにも無茶を言う父ちゃん相手にキレそうになった時、
「てめえだしてくる母ちゃんの面見せろ!」と思っちゃったわ、心の中で。本人に対してはにこにこしてたけど。
でもそれでよかったのよ、その無茶な父ちゃん、父子家庭だったわ、、、
「困った親は困っている親」というのは本当なのね、にこにこしておいてよかった。
働くママに話を戻せば、私は働きながら子育てをしている人で、義務から逃げている人を見かけたことがないので、
たちの悪い「都市伝説」じゃないか、「専業主婦は子供も産まないで、楽ばかりしている」みたいな。
今、剣道部保護者会でとてもよくお世話をしてくれる方は「フルタイム」働くママで、且つ、お休みも子どもたちの引率に費やしている。
頭が下がるわ、、母親としての「出来」の違いに、、(涙)子どもの違いに文句は言えないわ。
世の中いろんな人がいると言うことで。テレビは極力腹の立たない無難なNHKを見よう、受信料も払っていることだし。