日常。

実家母の定期的な持病通院につきあっている。
子どもにつきあう時間が減ったかわりに親とつきあう時間が増えてきて、育児は過去の自分に、介護は未来の自分につきあうことか。
育児と介護って意外に似たところがあるなあ、育児が自分の子どもだけ見るわけではないのと同様に介護は自分の親だけとつきあうのでもない。
子どもの顔をたくさん見るのはそれほど気にならないけど、お年寄りをたくさん見るのは、結構なストレスだったり。
いろんな子どもがいるように、いろんなお年寄りもいるんだよなあ、、、、どっと疲れることがある。
変な話だが、お年寄りばかりに会った後で、家に帰ってわが子たちのプチプチな顔を見ると、それだけでありがたい気になってきたりして。
子どもがいてよかったな、って、なにが言いたいのやら。未来があるのは、素晴らしいことなんだよ。
悶々と考えることがあって、どうもすっきりしないんで、日常メモ。
「シネマ食堂」を手に入れる。立ち読みして良さそうだったんで。鶏の唐揚げを作ってみた、おいしかった。
レシピは良い意味で「フツー」のものが多くて、その「フツー」の演出の仕方がやはりうまいなあ、
映画で、場面や状況を表すのに食卓、食事を用いる、その食事の風景から私たちはなにを感じるんだろう、
意識して見ていないけれど、食事のシーンが強く印象に残ったりもする。
食事が常に幸福であるように、私は日々の食卓を整えているかな?と少々反省。
「早く食べなさい」なんて言ってるわ、特に朝は。むら気のある下の子は未だに遊び食べをするし。(涙)
つい最近、かたまり肉を買って、ローストビーフを焼いてみた、案ずるよりも産むが易し、意外にうまくできた。
失敗してもいいか、と安いオージービーフの赤身にしたのが成功だったか、高い肉と違って緊張せずにすんだしね。
しかし、昨日の鮭のちゃんちゃん焼きは失敗だった、もらった鮭に塩味が少しついていて、塩辛くなった、未だにこんな初歩的ミスをする。
チーズグレーダーの新しいものを結局買ってしまった、それも狙ってたのとは別の、安物を衝動買い。まだ使ってない、「ああ、失敗」がこわいんで。
インテリアとしてはかわいいのよ、とぶつぶつ。
年をとるといろんなものへの意欲をなくす、そういうことを知るようになって、自分自身も色々な意欲を失ってきてるな、
人とつながれば、不快が我慢できることもある、でもその人とつながる「意欲」もなくしてしまうのが「老い」のこわいところだと、考えること、多々。
どうも、「書く」意欲が最近、失われつつあるな。それでも、やはり、書くんだけれど。惰性はある意味、ありがたいことでもある。
今朝、新聞でアービング・ペンが死んだことを知る、つか、まだ生きてたのかー!に驚く。
どうでもいいけど、「アーヴィン・ペン」とは書かないんだなあ、「ぐ」がついてるのに違和感が。