ネット雑記。

エロゲ問題はどんどんあさって方向に行ってるな、
要は、作る側の「表現の自由」は保証してもいい、ただそれを求める側の「モラル」は大丈夫なのか?って話だと思うんだけど。
ネットで見る限り「僕らは平和な変態です、僕らのおもちゃを取り上げないでください」と訴えているので、そう言える人たちは大丈夫かな、と。
でも例えば「2次元ラブ」で有名な電波男だって「おっぱいの柔らかさには、、(勝てない、だっけ?)」ってなことを言ってたような気がするし、
じゃあ、それが「感触だけ」のものかと、シリコンをストッキングに入れて触るってのはありか、と言えば、そうでもないんだろうなあ、と
基本的に私は「女」なんでわからないな、男性の欲望は。
電波男も取り上げていたと思うけど、少女マンガだってかなりきわどい表現が出てきたりする、
先日、ドラマが面白かった「メイちゃんの執事」の原作もかなりえっち、
この原作者は結構エッチなマンガを書いていたりして、あらら、これ、小学生向けのマンガだったな、いいのかな、と思いつつ、
私は「マカロニほうれん荘」や「ガキデカ」で育った小学生なので、当時、そういう「エロ」も特に注目することもなく「ふーん」で終わらせてたしな。
「ライフ」という小中学生に人気の少女マンガも(これもドラマ化されたらしい)「強姦」シーンが含まれているらしいし、
ただ、それがどのような用いられ方をしたかどうか、全然知らないんで判断は保留、下の子が小学生時代「面白い」とお友達に借りて読んでた。
少女マンガの中にもほとんど強姦でありながら「感じる私」的な表現もあったと思う、
「いけないことをしている、されている、私」という自己弁護、「汚されている私、でも私は悪くない」とまあ、子どもの意識ってのはそういうものでしょう。
それに「はまる」女の子が多くいるかと言えばそんなことはないわけで、
わが子たちは早くから「おたく」の父親の少年マンガを読んで育っているので「理屈」が通らない、行き当たりばったりな少女マンガは好きではない、
妙な「エロ」には「はぁー?」となってしまうようだし、私も子供の頃、少女マンガのポエティックなエロシーンには「はぁー?」だった。
人によって「いけないことをしている」に激しく萌える人たちがいるようで、
だから「本当にこんなことしようとは思っていません!」とその手のエロゲをする男性が主張するのは何となくわかる。
「酷いことをされているのに感じてしまう私、、」が好きな女の子が本当に強姦されたいか、と言えばそんなことはないのと同じ、
現実生活で、本当にそれをしたい、それをするのが「当然の男の権利だ!」みたいに思いこんでいなければ、それでいい、が私の意見。
ただ、現実に性被害に遭われた方がその手のものを目にするのは想像を絶する痛みをともなうだろう、それをどうするか、が問題として残る。
ネットではあんまりこまこました議論ばかりが多くて、途中で読むのを投げたけど、今の私がわかったのはこういうこと。
少女マンガのエロ表現が「規制」と言われたときは、今、エロゲ表現規制反対派はちゃんと擁護するように。
あれも全くアホな表現だと思うけど、需要があるからやってるんだろう、いまどき「表現の自由」だけでものを作るなんてことがあるかね。
ところで、某所をチラッと読んで、エロゲをやったことがない奴の方が「キンもー!」と思ってしまった、
それを自慢しているらしいのがまた「痛い」。
暴力を人には振るわない、それが「言葉」であっても、それが出来ている人間が「表現規制」を主張することは出来るだろうが
ネットで、自分の言葉が誰かの暴力になったことがない、と断言できる人はどの程度いるかな。
ま、そういうことで、とりあえず、おしまい。