就活お手伝いします!勢は犯罪者予備軍だと書いたのは今年だと思う。

とあるところで見てぎょっとしたのが

「自分はエフラン卒でも外資系コンサルになれて、

山ほどOB訪問したけど純粋に学生を支援したい社会人はいっぱいいて、」と

はて、大林組住友商事勤務の社会人がOB訪問した女子大生を強姦した事件って、

今年でしたけど、もうお忘れなんでしょうかね。

これ、わかってるだけで2件ってだけで他にも山ほどセクハラ系事案があるのを

この手の「自称、がんばって苦労して就活しかたらやり方教えます!」は

一言も言わないんだよな。

社会人でまともに就活アドバイスできる人間は自分の知り合いだけで手いっぱい、

ネットでわざわざ不特定多数に自分も匿名で「就活手伝います!」なんて言わない。

現実世界のつながりで就活の手伝いする相手に困らない人間でなければ

就活のアドバイスなんて出来るはずないでしょ、

大学の部活、サークルでのつながりだけで、手伝いたければ山ほどある。

それが「ない」という時点でもう怪しさの極みであるのは確実、

「今日、泊まるとこない、ハッシュタグ、家出少女」に

「大丈夫、信じていいから、よい大人もいるんだよ」と

ツィッターで呼びかけている連中と同じ、

それがわからない引っかかりやすい阿呆の情報を二束三文で売るんでしょうなあ、

なんと人の弱みに付け込む商売をしていることか、

「自分が良い企業に入れないのはやり方を知らなかったせいだー!」

と思い込ませるのは自分の出来の悪さから目を背けさせるのに都合が良い。

優良企業をゲーム感覚で攻略できると思い込む、思い込ませる、のは、

それを発信している人間自身が社会を小馬鹿にしているんだろう。

親のコネで就職がきまるような人間がやってるんだから、

「社会なんてチョロい」と思ってもしかたがない。

でもそのコネで得た仕事を続けられていない時点で、自分がダメだと理解できない。

この手の人間は不思議と自分の続けられたわけではない職業や、

あからさまに金で手に入れた学歴をいつまでもひけらかす。

それに引っかかる人が多いからなんだろうが、これはいつまでもつものなのかな。

薄い知り合いに「社会人OBシステム」なるものにほぼ無理やり登録させられて

山ほどあほな申し出があって驚いて1件も返信せず登録を抹消した私の娘に

強姦事件があったあとなりを潜めていたその知り合いは

今度は見ず知らずのエントリーシートの添削をしろ、就活体験記を書け、云々と、

しかもそれらを「ただ」でしろ、と執拗に言ってきて、

他人に寛容な娘もさすがに関わりを切った。

「自分の人生に必要な経験を見ず知らずの他人に丸投げするような人間が

一流企業に入って何をするの?」とは、

エントリーシートを一生懸命考えて書いた娘の言葉。

「自分の一生のことを簡単に他人に頼る人間が働ける場所なんてないよ」と、

実に真っ当なことを。

ところで最近「営業職」を「コンサルタント」と言い換える企業が多いらしい。

そのほうが人が集まるとか。そういうのに阿呆を押し込むかね?

なんにしても、特に女の子はOBシステムなんてものとはかかわらないように

とここに。社会に出る前から痛い思いをしたい男子にはお勧めか。

「エフラン卒でも、陰キャでも!」とか言ってるのに親和性を覚える人間が

たとえ名の知れた企業に入れたとして、いつまで持つか。

ついていけずに辞めてまた「就活お手伝いします!」になるのかね。

闇の再生産、とはこのことか。