「就活」の名がつけば見ず知らずの人間が「OB」になるアプリなんかクソ。

と、タイトルにわざわざ書いておく。

〇田憲司朗という睡眠薬強姦の常習犯が半年ほど前に別件で逮捕され

そのスマホの中に数十人、就活生を睡眠薬で眠らせて強姦した画像があったらしく、

再逮捕となったよう。

甲南大学であるにもかかわらず神戸大学卒と詐称し、

内定先がキーエンスだのなんだのと、

この「マッチャー」というアプリは卒業大学の精査もしていないのか、

それで「OBに会える!」とうたうとは、なんと無責任な。

はてなでこの件は「リクルート」叩きの一環としてホットに上がったようだが、

「就活」と名前を付けただけの危険な「アプリ」開発者たちを

やり玉に挙げるべきなのに就活業者がはてなにいるので話題にならない。

見ず知らずの人間に会うハードルを低くするためだけに「就活」の名前を付ける、

この糞ショーもない「テクニック」が私は死ぬほど嫌いだ。

「まじめに就活を手伝いたい社会人もいるんです!」なんて人間、

業者のデマ拡散ツィッター以外に存在しない。

就活業者で怪しい奴ほど

「就活業者には怪しい人間がいます!だから自分が立ち上がりました!」

と正義ぶるが、あまりにあざとすぎて恥ずかしくならないか聞きたい。

以前「ビジットOB」という同じような「就活」「OB」をうたったアプリで

住友商事社員の慶応卒・三好某が女子学生を泥酔させて強姦、

大林組の法政大卒・宗村某の女子就活生へのわいせつ事件が発覚したが

今回の事件は保存した画像が数十件ということで数年にわたって繰り返したのだろう、

被害にあった女子大学生は沈黙し、被害を広げてしまった。

先ほどはてなの話題を見ると「社長に会える!」なんてアプリもあるらしく

ブコメに「女子大生もわかってやってるんじゃないのー」などと

セカンドレイプ同然の意見もあって、だから被害者は黙るんだろう。

私の娘は「就活のお手伝いする意識高い学生!」に無理やりこの手のアプリに

登録させられ放置していると、その知り合いにうるさく言われて、見ると

山のように申し出が届いて中には地方住まいだった娘に「交通、宿泊費を出す!」

なんて申し出もあったので気持ち悪くなって即消去した。

あとでアプリを使った強姦事件が発覚して、被害にあわなくてよかったと

親の私は話を聞いて胸をなでおろしたが

その「就活で社会を変えたい!みんなを救う!!」と吹聴する知り合いは

「一人でもいいから会え!」などとしつこく言ってきたそうだ。

もし、根負けして会っていたら、それで被害にあったら、

娘は誰にも言えず自分をただひたすら責めたことだろう。

被害にあった学生たちをだれが責められるんだろう。

「悪い人もいっぱいいるけど、私は大丈夫!」なんて話が

受け入れられがちなのも「就活」の言葉のマジックで、

実はもろもろの「就活講座」「アドバイザー」が

まともな企業の人事関係者に忌み嫌われている事実は学生まで届かない。

もういいかげん「就活、お手伝いします!」だの「アプリでOBに会える! 

 なんて詐欺師、一掃していただきたいものだ。