久々に「自然」と出会う、、、(?)

大昔に「自然なお産」(?)について書いたエントリにブクマがついていたので見に行くと
「自然なお産」の最新事情に触れている方の日記にたどり着く。
ふーむ、先日、一色紗英ちゃんが表紙の「エココロ」の「吉村医院」に度肝を抜かれたばかりだったんだけど。
「自然なお産」というのは、いわば「女の登竜門」であったような、
「痛い思いをしないと、「いいお母さん」にはなれないわよ!!」な、「圧力」が初産の女にはかかったりして、本当にいやぁねえ。
確かに「死ぬほど痛い思いをした子供を簡単に失うわけにはいかない!!!」の「ガッツ」は「お産」でついたかもしれないけど。
最近「お産」からとんと離れてるんで、「自然なお産」への感想はこの程度、
生み方にこだわるよりももっと大変なことがその後には待っているのですよ、、、(でも、もう忘れつつある。)
私が乳児、幼児を育てていたころ、(今から10数年前、その乳児、幼児は現在13歳、16歳)
「エコロ」と「自然派」が混沌の中から産まれようとしていたような、
でもよく考えれば、大昔から「ヒッピー」ブームだの、ある種の「自然」と「育児」を結びつける動きはあったんで、
そういうものに全く興味がなかった私が子供を持ったことで初めてその存在に気がついたってことか。
「子どもは自然に育てましょう」と実に曖昧な、わけのわからない言葉が育児書にあったりして、頭が悪いんで、もっと具体的に言ってくれよぅ、な
新米ママ向けに「自然な育児とは、、、」とレクチャーしたがる本や人が出現して、
頭も悪いが性格はもっと悪い私はその手の「自然ってすてき、、」が信用しきれなかったので、「子どもは人工的に育てます」と決別して、
まあ、あんまり「自然」にいい思い出はないなあ。むかつく相手が「自然派」だと、「自然」に「自然派」とは疎遠になるんで。
自然派」は信用できないけれど、他の信用できる先輩お母さんたちにたくさん出会って、
また同じ趣向を持つママ友(というよりは子育ての「同志」)と共に、右往左往しながら子どもは育って、
今のところ、子どもたちは「バリバリだぜ!」と「とばす」こともなく、と言って、「引きこもる」こともなく、のほほんと、中高生をやっているので、
まあ「自然派」であろうがなかろうが、「子は育つ」、
育児について人から教わった、一番よかったアドバイスは、「とにかく食べさせておけ」だったり。
朝、昼、晩、おやつ、諸々、欲しがるときに、欲しいだけ食べさせる、「子ども」なんだから、食べさせておけば「ぐれる」こともない、と
私は、自分を「産むマシーン」と思ったことはないが、「食べさせるマシーン」と思うことはよくあるな、今でも。
食生活においても「マクロビ」だの「自然派」なものが随分入ってきてるけど、都合のいい部分だけつまみ食いして、適当にやってる。
「これをやらないと子どもがぐれる」だの「引きこもりになる」だの「脅迫」されると私はすぐ「キレ」るので、
そういう「匂い」が少しでも漂い始めると「逃げる」、私の「自然」とのつきあいはそんな感じ。
今の私がもっとも興味のある分野は「介護」で、その世界にも「自然」が幅をきかせているような、今後はそのレポートを心がけよう。