母乳きょう、、、

「母乳狂」とは未だにあるんだな、の話題に乗り遅れ。ああっ、これには私に一言、声をかけてぇー、、の叫びも空しく、終わった模様。
私も「母乳」が出ない体質だったから色々あったわぁ、、、正確に言えば「出ない」と言うより「足りない」、子どもが出る以上に「よく飲む」。
これは仕方がないことだと思うんだな、今育った娘たちをみていると、私の子ども時代と比べても食べている「量」が絶対違う。
私は食の細い子どもだったが、娘たちは「食べない」のお悩みは全くなかった、何でもよく食べる、
むしろ「食べ過ぎでは?」と幼児期、心配になったよ、育児相談には「食べないのが悩みです、、」しか載ってないし。
うちではまず「母乳狂」だったのがダーリンママだったから辛かったわぁ、、、(遠い目)
息子とは年の離れた得体の知れない嫁が、あっさり子供を産んだのに驚いたせいもあるのか、
「最近の若い子はお乳のかたちが変わるのを気にしておっぱいをやらない」なんて絵に描いたようなことを言われてしまったわ、
「かたちが変わるのを気にするほど上等な胸じゃねーよ、あんたの息子に聞いてみな!」とは言いませんでしたわ、さすがの私でも。
「母乳を飲ませないと、頭が悪くなる」とか「突然死する」とか、
今ではダーリンママは自分の不安を声に出さないではいられないタイプだとわかってるけどね、この暴言によく耐えた、20代の私!
ま、その「母乳」無しに育った上の子は伝統進学校の入学式で新入生代表に選ばれるくらいだからね、
少なくとも「母乳で育てないと頭が悪くなる」はないわ、幸いにして今も成績はずっとトップクラスだし。
「母乳狂」に限らず、その後色々な「母親という病」にかかっている人にはたくさん出会いましたわ、、
「促進剤を使って産むなんて、間違ってる!」狂とか、「子どもは自然食品を食べさせないとアトピーになる」狂とか、
「幼児教育をちゃんとしないと子どもがバカになる」派とか、「帝王切開は絶対いや」派とか、あれこれ、云々。
私のように「自分に都合のいい情報以外は信じない」狂である人間でも、子どものことになるとやはり気になる、
子どもの「将来」を「楯」にとられると、母親という生き物は弱い、子どもが「どうなるか」なんて誰にもわからないものね。
でもそれは子どもを育てている当事者ではない人間にはもっとわからないことなのよね、
「予言者」気取りで他人の子どもをあれこれ言ってくる人はネットにも山ほどいるけど。
どうなったところで、その時はその時、なったときに考えるわ、ってのが私の意見、
なった時、「ああしていればよかった」と「後悔」したところで、子どもがどうにかなるわけじゃなし、
後ろを振り返るより、これからどうするか考えた方がずっと子どものためでもある。
色々言われた経験は山ほどあるけど、まだ「ああしたらよかった、、」とくだらない人が言ったことを支持する羽目にまで陥ったことはないな。
むしろ、そういうことを他人に押しつけたがった人たちの「末路」的なあれこれを私はよく知ってる、この年になると。
気の毒だと思ってるわ、彼女たちの「自己責任」とは、思えないほどに。
私の幼なじみは「完全母乳」どころか、「あまって困る」の人だったが、特に「母乳でなければ!」ではなかった。
「ステップミルクよ、はーやくこい、母乳、めんどくせー!」といった人である。
出る人でもわかってる人はわかってるのよね、それが当時の私の救いだったなあ。
そういえば「布おむつじゃないと駄目」狂ってのは今でもありますかね、そういうのも昔はいたのよ、、、