私は、怒っております。

整形男が捕まったな、私がこのニュースで印象に残ったのは、寮付きの建設作業員(?)が1年働いても100万円しか貯められなかったこと。
多分、ひっそりと暮らしていただろうから、散財はしなかっただろう、それでも1年でたった100万円かぁ、、、
なんだか、その職業に就いている人たちがおかれた状況に深刻さを感じてしまった、そりゃ、家族を養うのは大変だ。
昨日、どこのバカボンボンか知らないが、「保育園に預けられる子どもは「カワイソー」」なんて、
いまどきどこの専業主婦でも言わない台詞を無邪気に書いたものを読んで、当たり前のことだが「アホか」と、
先日、部活の保護者会で最近の小学校事情を聞く機会があったが、今中2より下の子は幼稚園出身者が少なくなってきている、
「保育園出身って子が増えてる、もう半分以上になってるかも」と、こんな保守的な地域でなあ、、、と感慨深かった。
「保育園はパンパンだけど、幼稚園はがらがら、幼稚園がなくなるかもね」って、それがいいのか、悪いのか。
現在高2の子どもがちいさかった頃、すんでいた地域では、公立は保育園しかなくて、仕方がなく私立の幼稚園に通わせた。
転勤族の妻は保育園は利用できないのよね、、「職」についていないから。
「職」を探すのだって子どもを預けなければいけない、でも預かってもらえない、社会の矛盾をしみじみ感じたもんだわ。
出来る範囲で出来ることをやるしかない、と、育児に「がんばって」きても、それを「母親の自己実現のため」(by シロクマ)ととらえられる、
いやー、「女」に生まれてきて、すみません、って感じ、「父親」は、なんでなにも言われないんだろうね、シロクマ先生はどんな「父親」なんだろう。
あのねえ、育児してきて、この10年くらい「父親の育児」ってのを見てきたけど、「父親の育児」ってのも、相当「痛い」よ、
シロクマ先生のような「母親の抑圧」をうたう人に限って、自分の子どもには「のびのび」「元気よく」を「演じ」させている。
「ぼくはっ、理想的な父親ですっ、「自然」にふれさせ、「自然」に様々なことに興味を持たせ、豊かなココロを、こどもにはぐくませていますっ!」
で、「教育ママをぶっつぶせ!」みたいな、言葉を振り回すけど、
結局、そういう「母親」が気になって攻撃的になるのは、自分の気に入らないやり方の母親に育てられた子どもに、
自分の子どもが「負ける」のが「不安」だからでしょ?自分のやり方でいいのかどうか、「不安」なんでしょ?
育児に不安を持つのは、誰でもがそう、そうじゃない人なんていない、自分のやり方でいいのかどうか、なんて誰にもわからない、
別のやり方をする人を攻撃して「自分のやり方は正しい!」と、「正しい」って、結局なんなんだろうね?
整形男が捕まって、30歳にもなる息子のことでその両親が報道の前に引きずり出されて、それで「満足」?って誰かに聞きたくなる。
「母親は有害」と口々に言うのなら、「女」なんて、子供を生んだ時点で、殺してしまったら?
さぞかし、よい世の中になるでしょうよ、「母親」がいなくなるんだから。
「理想」で他人を切り刻み、親子の関係を言葉で引き裂き、その果てには何があるんだろう。
なんにもないな、「母親」のいない世界には「子ども」もいないんだよ。
ネットの何もわかっていない、「口」だけの人間を見ていると、時々、本当にうんざりする。
どれだけ、脅され、抑圧され、母親たちが子どもを育ててきているか、それでも子どもを育てるのは、やはり子どもがかわいいからだよ、
私は、育児相談をされたとき、絶対に他人を「脅す」ことはしてこなかった、自分がさんざんされてイヤだったから。
私よりも下の世代の母親にはもっと幸せな気持ちで、無駄な不安を抱かずに育児してもらいたい。心からそう思う