日常、雑記。

でましたなあ、新型インフルエンザ。2次感染者が「東京」ではなく、「神戸」というのが「意外」というか、なるほど、と言うか。
やはり「神戸空港」の検疫が不十分だったからか?なーんてね。水際作戦なんて「無駄」とはじめからわかってること。
お金と迷惑「だけ」をかけましたなあ、、成田で引き留められた高校生たちの犠牲はなんだったんだろう、
少なくとも「責任とれ!」とか高校にわけのわからんクレームつけた連中は隔離措置を我慢して受け入れた高校生たちに「謝れ!」だな。
しかし「高校生」が発症って言うのがやっぱりなあ、小中学生よりも行動範囲が広いからなあ、
また学校間交流も多いし、これが兄弟の中学生にうつり、やがて小学生へと、、、となるんでしょう。
季節的にはどうなんだろう。冬場同様、蔓延するのかな?あまり危機感はないんだな、SARSほど、死亡者を聞かないから。
高校生の症状を聞く限り、今年の冬場、我が家を苦しめたインフルエンザほど熱も高くないし、タミフルも有効らしいし、過剰に心配してもな、
と、まあ、私は学校の反応待ちだ。高校の市総体がそろそろ始まる時期だし、どうなることやら。
上の子が「甲子園はどうなるの?」って、あー、そうだね、「甲子園中止」なんてことはあるのかしら。中学の剣道大会は?
「学校」という場所はいろんなものが蔓延するところでもあり、だからこそ、楽しくもあり、危険でもあるんだなあ。
楽しみに見せていただいている方の日記でお子さんの小学校でとある図書シリーズが撤去(?)されたとかで、
中高生の子どもたちに「読んだことがあるか?」と聞いたところ、
「読んだことはないけど、人気があるのは知ってる」「子どもたちが学校や先生と戦う話でしょ?」って、
子どもが読んでなくても知っているシリーズがなんで問題になるのか、「撤去」を考えついた(らしい)「大人」の「感覚」を疑うな。
子どもを理解していない大人の浅知恵が何とも情けない。「子どもにケータイを持たせるな」的なくだらなさを感じるわ。
とはいうものの、これは下の子が卒業してから聞いた話なんで確かではないけれど、
一時期、子どもたちが通った小学校の「学級文庫」にあった「はだしのゲン」が全て「撤去」されたそうだ。
何でも「子どもが気持ち悪がっている」と「クレーム」をつけた親がいたそうで、
突然回収されたので、それまで見向きもしなかった子どもたちが「教室からマンガがなくなった!」と騒いで、
何人かの親も問い合わせて、また、早々に「復活」とか。
うちの地区は「教育に悪い!」的なことを言う親よりもはるかに強力な「そっち系」(説明は自粛)の親がなにげにいるんで、
そういう子どもの親が出てくれば最強、「復活」してよかったね。
下の子は学級文庫で「はだしのゲン」全巻読破したそう、「はだしのゲンは不滅です!」って、
何がいいのか聞くと、「学校においてなかったら、絶対読まない本だから」「何となく、つい、読んでしまうマンガ」って、
その表現が「リアル」とか「気持ち悪い」とか、下の子に関する限り、その手の「感覚」は持ってなかったみたい。
「戦争」とか、モノに不自由をする、を現実的に経験したことがない子どもだから、
奇妙なシチュエーションがどんどん続く、「レトロ」な絵柄とかに妙に「はまる」ものらしい。
子どもの話を聞くと面白いよ、私は途中までしか「はだしのゲン」を読んだことがないけれど、
「今の子はこんな風に受け止めるのか」と感心した。我が子なのに違うんだよね。
ネットで広島の中学で同じような事件があったとかを読んで似たことが起こるもんだな、と驚いた。
子どもたちから不当に奪われたものを取り返すのは大変なことで、閉鎖的な地域でのあれこれを考えると親が動くのをためらうのはよくわかる。
それでも、学校にあるからこそ、意味のある本っていうものがあるのにね、、
「管理者」の怠慢がこの手のくだらない騒ぎを引き起こすような、
物事の本質を見極めず、ただ小手先であれこれ動く、新型インフルエンザ「水際作戦」にしろ、馬鹿げた騒ぎは多々。
どこにいてもしっかり育て!子供たち、と、無責任な大人でごめん。
とりあえず、これからしっかりうがい、手洗い、を心がけまーす。(なんのこっちゃ、、)