あほらし、みだし。

また、「アエラ」のタイトルなんだけど。「中村雅俊団塊家族」の二枚舌」ってのを見た瞬間にキレる。
なーんじゃ、そら。三十息子の不始末まで、「親のせい」だってこと?
中村雅俊夫婦のファンでは全くないけれど、確かこのご夫婦は一時期、「子だくさん」なのにお母さんがいつまでも「きれい」と、
それだけで「理想!」ともてはやされていたはずだ、五十嵐淳子が美人なのは大昔からだよっ!!!
三十すぎても、いまだ「中村雅俊の息子が!」なんてタイトルをつけられるから、子どもが「大麻」なんてものに走ってしまうんだよ、
自分たち「マスコミ」が、さんざんそういう方向に持って行ったくせに、
さも子どもをかばうがごとく「育てられ方が悪かった」と親を叩く、「子どもがかわいそう」の「お題目」を唱えながら、
その子どもが、結局は帰らざるを得ない、「家族」を崩壊させようとしている、このやり方には、吐き気がしてくる。
ここには、問題の三十息子以外にも子どもがいるはずだ、まるで親が「失敗」育児をしているかのようにかき立てられたら、
他の子どもたちはどう思う?別の子どもまで巻き込んで、どれほど他人を傷つけたら気がすむんだろう、
こんな書きかたされたら、普通の家族でもおかしくなるのは当然の結果だ、
でもそうなったら、自分たちは「正しい指摘をした」とでも書くに違いない。「やはり、崩壊、理想の家庭」なんて見出しでね。
本当にうんざりする。自分たちが壊しまくったものを「壊れた」なんて書いたものを見せられるのは。
思えば、一時期の三田佳子のバッシングも酷かった、あれだけやられたら、どんな家庭も壊れてしまう、(離婚はしていないようだが)
勝手に「理想」呼ばわりしたあげくに引きずり下ろす、胸くその悪いやり方だ。
「30息子の不始末まで責任は負えません」と言ったとしても、私は決して、中村雅俊を冷たいと思わないが、
言えば言ったできっとマスコミは叩くだろう、「親の冷血が子どもを大麻に走らせた!」と、
次の手が打てないまでに追い詰めておいて、叩きまくる、そんなことをやって何が面白いのか、全くぞっとする。
たとえ、中村雅俊がどんな二枚舌を持ってたとしても彼は俳優なんだから当然だ、
それよりたちまち手のひらを返すマスコミの二枚(以上)舌はどうにかならないものか、「そんなものだ」と言われたら、そうなんだろうが。
「アホ」見出しは週刊ポストにもある。(これも、「当然」か)
「世相診断 水島ヒロ&絢香 宮崎あおい沢尻エリカもどうしてそんなにいそぐのか、「20代の早婚」 男と女の社会心理」って、
つまり、若くて才能のあるカップル誕生が気にくわないってだけの話だろうに。
これは、ひがみっぽい人間に媚びてるとしか思えない見出しだ、「必ず失敗する」とでも言いたげ。いいじゃん、失敗したって。
今時、結婚の失敗がどれだけのマイナスなんだよ、
広末ちゃんにしろ、土屋アンナにしろ、安室ちゃんにしろ、何の問題もなく仕事をしているじゃないか、芸能人が結婚しちゃ駄目なのか、
だからジャニーズはなかなか、結婚できないのかー!って、これは関係ないな。
10代ならともかく、20代どうしが結婚することをいつから「早婚」呼ばわりするようになったのか、「アラサー」「アラフォー」じゃないと「早婚」なのか。
20代の結婚を「早婚」なんて問題視するのは「若者バッシング」の一種だと思う。
若くして結婚したら「どうしていそぐ」と書かれるし、結婚生活が長く続いても、子どもが三十すぎて問題を起こせば叩きまくられるし、
芸能人は本当に大変だ。
しかし、雑誌側の一貫性のない姿勢、その「凋落」は必然の結果だという気がするな。
読めば腹が立つんで、これからは新聞広告は読まないようにしよう。