「今年最初の」。

「未曾有」の字をみかけるたびに「みぞうゆう」と読んでしまいそうになる、呆け呆けな今日この頃。
今年の目標を掲げられている方を見かけたので私もとりあえず、今年は読んだ本の感想をちゃんと書くぞー!と。
で、「腐女子」に心からあこがれる私らしく、「百鬼夜行抄」で有名な今市子の「腐女子」エッセイ(?)マンガ、「萌えの死角」が栄えある一本目。
いやー、勉強になりました。やはり常人では思いつかぬ「萌え」どころ、「そ、そ、そ、そうだったのかー!」と感激すること請け合いです。
我が家では家族全員で楽しんでいた「ちりとてちん」が何故あんなにも人気だったのか、やはり「腐女子」に支持されていたからだったのね、、
まさに「蒙を啓かれる」、そーかー、「ちりとてちん」って男が意味もなくいんぐりもんぐりの世界だもんな、ここに目をつけないはずがない。
「日本ホモ協会」と呼ばれるらしい、某国営テレビの仕事は「腐女子」のために作り出されているものなのね、、などと、これは私が勝手に妄想。
(でも「日本ホモ協会」にはみょうになっとくしたりして)
この世は「ホモ」が回している、なんて以前西原さんが書いていたような気がするけど、この世は「腐女子」で回されている、と思ってしまった。
なんか「別世界」をのぞかせてもらうのにはほどよい「ぬるさ」がいい本でした。
わたくしは悲しいことに「腐女子」的素養がほとんどありません、どう考えても「男×男」なんて「くっさー!」とげろげろげーで、
でも「腐女子」の方がお書きになられるあれこれはとても好きだったりして、ああ、何故私の中には「腐女子」遺伝子がないのかしら、
「風と木の歌」も、ダーリンに自慢されて5回ほど挫折しつつ、やっと読み終えた始末。(ダーリンが、「ボクは読めたぞ!」とえらそーにした)
そして憶えているのは「ジルベールとか言う子どもが幼児虐待をされていた」だもの、ロマンのかけらもない。
(しかしこのあいだシーファー駐日大使だったかが、朝日新聞に「児童ポルノの単純所持も禁止を!」なんて書いていたのを読んだが、
もし彼が「風木」(と、私が女子高校生時代、知り合いだったそっち系の人々は略していた)に目を通したりしたら、大変なことになるだろうな。
「日本人=変態」になってしまいそう、日本の奇妙な文化は日本人にもちょっと理解しがたいところがある。)
腐女子」の方々と接点はあるものの、やはりその特異な感覚は身につけられそうにない。
そう言えば、ダーリンにアメリカにも「腐女子」がいると聞いたな、今度はその手の本を読んでみようっと。
腐女子」の世界は奥深い、と言うことがよくわかりましたです。
今年の日記での目標はもう一つ、「時事を出来るだけ記録する。」
イスラエルが地上軍をガザに。永田元国会議員自殺。大きさは違えどもどちらも痛ましい。