「ねほぱほ」感想。

マイダーリンが愛する「ねほりんぱほりん」の「サークルクラッシャーの女」を見て、
マイダーリンは「この女の子のしていることは飲み屋のお姉ちゃんがよくやってることじゃないのか」と、
飲み屋のお姉ちゃんは「お仕事」だからやっているだけで、同じことを進んでやる若い女の子とはすごいなあ、
さすがに「クラッシャー」はかっとんでいる。
上の娘の高校時代のお友達で「魔性の女」のモテ指南が「とにかく男は触れ」で、
でも娘は自分がなんとも思っていない異性に触られたりしたら、一気に嫌悪感が募るからやりたくないと、
「普通」は異性の体にむやみにさわるのは「礼に反する」であったりするけれど、
それを軽々と超える女の子とはそれだけでかなり危険な存在だろう。
「彼女」がきれたことがない下の娘の友達(男)いわく「やはり触られると弱い」
「おとしたい男には触れ」とありがたいお教え(?)を授けてくれたりして、
それでも「異性にさわる」ハードルは一般女子にとっては高い。
私はそれで良いと思っている。さわる人間は自分もさわられることを容認しなければいけないので。
「ねほぱほ」の話に戻せば私が「サークラ」に感心したのは
番組の元「サークラ」の女性は「名門男子校育ちは簡単」と話して、
「さわってもいい人間を選んでいる」のがすごい、普通は好きでもない人間のことをそんなにも観察しない、
なんだったら、人間は好きになってもその相手をよく理解できるものでもない、
しかしこの女性はそれが出来ている点で、異性を見る目は優秀なんだろう。
上の娘が学生時代、かかわりになったサークルでも「クラッシャー」事件が起こって、
「クラッシャー」をぼろくそに罵る同期に「男の子が女の子にそんなにひどいこというもんじゃない」とたしなめたところ、
「(娘の名前)さんの前では、あの女は猫をかぶってるんだよ、かなわないってわかってるから」と
娘には意味不明なことを言われて困惑していた。
とある「文化系」サークルに、娘は頼まれて名前を貸して、ほとんど出て行ったことがなかったものの、
問題となった女子とはたまに講義が重なるので面識があり、
驚くほど低姿勢で接してくるので不可思議な子だと思ったが、悪い子には思わなかったよう。
同期いわく「そこがあいつのうまいところなんだ!」とか。
サークルを崩壊させられかけた同期が半泣きで訴えたことによると、
サークラ」は女子に免疫のない男子を一人、また一人と「潰し」て、
傷ついてサークルを辞める学生、中には大学を休学してしまう学生まで出てしまったので、
サークル主催者は「頼むからもうやめてください」と彼女に退会をお願いしたそう。
娘はいやいやながら頭を下げた主催者にも感心していたが、
サークラ」の彼女から狙われ、やたらさわられていたサークル立ち上げメンバーの一人が
「俺にさわるのはやめろ!」と真剣に怒って、それでもべたべたするのをやめなかった彼女に
「お前がいるならオレはもうやめる」と宣言して本当に抜けたので
「さわられるのがいやな男の子もいるんだね」と共感していた。
彼がいなければそのサークル活動は成り立たなかったので、とうとう主催者が頭を下げるにいたって
彼女が出て行ったので、メンバーが戻りサークルが立ち直ったので、よかったかな。
クラッシャーも「選んだ」はずなのにはずす場合もあるわけで、そこを「クラッシャー」は語らない。
山ほどあったはずの失敗を語ることはないんだよ、この手の子は。
「クラッシャー」女子はその後、文字通りその存在は「消えた」そうで、色々抱えるものがあったんだろう、気の毒に思う。
「ねほぱほ」に出ていた女性もその後なかなか苦難の人生を歩んでいるようだが、
マイダーリンと私は「そこは「サークラ」活動とは関係ないよね」と「人生、チョロかったー!あはは」とやって欲しかった感がある。
番組ではうまくまとめようとする、その姿勢が若干残念。