最近読むもの。

寒くなってきたんでそろそろ年末の用意モードにはいってきている私、もう主婦も十数年やってきてるんだから
年末年始にそれほどおびえなくてもいいようなものの、何となく緊張するんだよね、
こう、生活の総決算を迫られてるみたいで。「今年こそは完璧な年末年始を!」(ってなにが)と、
要はきちんと片付けられた家、部屋、飾り付け、料理って事で、ホホ、突然の訪問者にも慌てませんことよ、
いつも素敵な奥様やってまぁす、って一年一回思いっきり見栄っ張りでいたい季節なわけだ。
で、虎視眈々と家事本や料理本を借りてきて勉強に余念がない、大抵のことはわかってるつもりでも
やはり少しでも何か新しいアイディアがあるのでは、とガツガツ読む。本当に不心得もの。
そんなんだからレシピ失敗しまくるんだよっ!ちょっと酸いナンキンサラダはクラッカーに
つけて食べると意外にいける、と言うか、冷やすとビネガー風味が抜けた。
でも上の子とダーリンは食べてくれん、ナンキン半個も使うんじゃなかったぜ。
不純な目的で借りてきている家事本を読むのに飽きているのでダーリンの買った本をあれこれ読みあさる。
「再婚一直線、寿編(作者、ホンマに再婚した)」「暴れん坊本屋さん(最終巻)」その他諸々。
毎年この季節は何となく推理小説にもはまるんだけど私の推理愛はP.D.ジェイムスのアダムダルグリッシュ様と共に
燃え尽きてしまったのでなんか読む気にならん。
ダーリンが「おたく女子研究」の続編っぽい杉浦由美子の本を買ってきてたんでそれも読もうと思ったが
ふと他の人の書評を読んだんで放りっぱなし。私、どうしても「腐女子」がわからんのよね、
突き詰めてみれば私は恋愛モンを面白いと思って読んだことがない、よーく考えてみたら子供のころから好きな本は
シャーロックホームズとかだったわ、子供に与える本には注意しましょう、朝食より大事です。
ハチクロ」も「NANA」も数巻で挫折しちゃったしね。だいたい「ハチクロ」も「NANA」も
登場人物の顔のみわけがつかん、とくに「NANA」、髪形で二人のナナちゃんはわかるが後は全部誰が誰やら、
特に男、ハゲと長髪、あとなんだっけ、になってまう、ホンでなんでこの連中はしょっちゅう
くっついたり離れたりしとるんじゃろう、なんでこんな仲間内でさかってばかりしとるんじゃろうと、
ワケわからん、それが例え男同士であろうが私には何の興味もわかんぞ、何を世の中の私世代も含まれると言う
腐女子」は楽しめているんだぁッ、悔しいぞ、将来、ばあちゃんになった時も話題の接点がないぞおっ!!
なんて実は焦りまくる私、といって、私の周りにそっち系の趣味の人全くいそうにないんだけど、
本屋では大きなコーナーになってるもんねえ、、、「大人買い」してる同世代の人も見かけるぞ、
なにがそんなに面白いんだあ、、、(涙)
杉浦由美子さん読んだからってそれがわかるとは思えないんだけどね。私は結局おっさんってことかね。かなしー。
ところでヤフーブログの「医者になる君へ、医者になった君へ」の「ドクターパック」はまず間違いなしに贋医者だ。
コメント欄で穏やかに「医師免許証の厚生大臣の名前と上(か下か)の幾つかの番号を書いてみてはいかがでしょう、
或いは麻酔医の認定証の」と提案されていた方の意見があっさり削除されていた。
失礼でもなんでもなかったコメントだったので、私は秘かに注目していたんだけど、これも削除するとは、
つまり医師免許証をもってないと言うことだろう。番号はともかく、厚生大臣の名前くらいはだしても
自分の匿名性は失われないから不自然だ。このブロガーは、私が思うに製薬会社の営業マンとか
そっち関係の人じゃないだろうか、だから病院のこともそこそこ書ける。
それにしても、たとえ虚構のネット上であっても医者でもない人間が医者を偽るのは犯罪じゃないか。
ヤフーに苦情を申し立てることは出来ないのかな。
「ころころ変わるマニュアル云々」のところで正確な知識をもった(多分、本物の医師)が
鋭く記事に指摘をされている。大変面白い。
ちなみに「ドクターの勤める病院を知ってる」人と「ishinoue2006」は「ドクターパック」と同一人物だろう、
「ishinoue2006」の話の展開ぶりはドクターパックそっくり、
「理系の方の擁護意見がありません」と書き込まれたとたんに「出現」するし。
一般人の前で医者が自分を「ドクター」と呼ぶことははめったにないと思うなあ、
あれは身内だけの言葉だもの、一般には「医療関係者」とか「医療従事者」って奥床しく言いますな、
特に勤務医はね。
ネット上で推理するから推理小説を読まなくなったのかも、いかん、いかん。