お片付け宣言。

シェークスピアと並び称される英国の大文豪ディケンズがかつて社会主義運動華やかなりし頃
ディケンズは少なからず英国の社会主義運動に貢献した)、さる上流マダムに
「あたくし、社会主義運動について考えますと夜も眠れませんの」
社会主義運動は上流マダムのお遊び的な扱いもされていたことがある)とパーティーで迫られまくって
「奥様のお針箱は片付けられていますか?まずそこからおはじめください」と答えたと言うエピソードがある。
今のジェンダー、或いはフェミニズム的に言えばやや問題発言ではあるものの、当時としてはディケンズ
大変革新的で働く女性にも意外に理解を示している(「家庭の天使」捏造疑惑があるんでちょっと苦しいか?)
ので私はこの話を「座右の銘」としていつも思い出すようにしている。なにをするにしてもまず足下を固めてから、
てなわけで11月はお掃除強化月間(違うか)、同じところに5年も住むと家の中が澱む。
買ってないつもりで捨ててるつもりでもイヤー増える、増える、使わないものの山、そして
「見なかたことにしよう」引き出し、大事なものが決して見つからないブラックホール、、
ま、そこまでひどくはないがうちの場合ダーリンの書庫、と言う魔窟があるからなあ、、
時々見せてもらうブログの方はプラモデルが御趣味のようで束買いしてるらしいが、ご収納は
いかように為さっているのか心をいためたりする毎日、、(大きなお世話)
まあ理想を言えばいつ私が突然死んだとしても恥ずかしくない家の中を心掛けておきたいわけだ。
再々引っ越しをしていたんで引っ越す度に泣く泣く手放したり、しーらない、で処分したりしてきたのに、
子供たちがいるし成長著しいのでやはりモノが増える。実家が何回か改築をしてそのたんびに
あれこれモノを移動させて兄弟3人の化石的遺物を目にするとしみじみ、数年に一回は人間移動してみた方が
いいんではと思うようになった。本当に、色んなモノ、あるんだよねえ、、、
で、ディケンズお針箱精神(?!)を発揮して買ってはみたものの使わないものを徹底的に処分!と、ここに誓う!!
たとえ泥棒にはいられてもあまりの引き出しの中の美しさに盗むことを躊躇するほど片付ける!!!なーんちゃって。
エクスクラメーションマークをとばして景気づけでもせんとなかなか捨てられないのよね、
結局片付けるって「捨てる」ことなのよ、つらいなあ、、、
ところで、「暴れん坊本屋さん」にでてた石の森章太郎の500冊組の60万の本、
「うっわー、ダーリンこの本知ってた?」と聞くとだいぶん前にねだったじゃないか、と言われる、
そういやそんなこと言ってたような、、都合の悪いことは忘れる私なのでコロッと忘れとったが、
なんかそんなことで喧嘩もした気がするなあ、それでまた腹が立つ。
500冊もどこにおくんだっ!!金よりそれだよっ!!ふと、旦那を捨てた方が、、なんて、イヤイヤ、、