最近見た映画。

このあいだダーリンと「ステップフォードワイフ」と「ミリオンダラーベイビー」を見た。
イラレヴィン原作、ニコールキッドマンとグレンクロース出演のリメーク版「ステップフォードワイフ」は
極彩色の、いかにもアメリカ的な華やかさが10年以上前に一時期マーサスチュワートの本や雑誌「ヴィクトリア」を
買い漁った私には滅茶苦茶受けたがダーリンには不評。ヘリティッジヒルのホームデコレイティングの本なんて
男性にはわかりづらいか、でも面白かったよ、日本でも「ヴェリィ」マダムを一生懸命やってる人がいるのを思えば
さすがアメリカは規模が違う、なんて思ったりしてね。
いわば「家庭画報」やら「婦人画報」の世界を町ごと作ろうとした壮大な妄想のドラマ、
女性誌が一斉に好意的に取り上げたのがちょっと不思議な映画だった。
それに対してダーリンの選んだ「ミリオンダラーベイビー」、アア、暗い話だった、地味な色でねえ、、
しかも救いがない。すみません、ネタバレですがヒラリースワンクの首から下が動かなくなって、
それでも生きていかなければならなくなったらと「ダーリン、私を楽にしてね」と思わず頼んでしまった。
でも拒否されてしまって、そうか仕方がないかと思う。相手の立場に立てばそれを頼むのはあまりにも哀しい、
やはり生かされる限り生きていかなければならないのかもしれない。でも頭がしっかりしてたら辛いなあ、
何の役にも立てないのではなあ、、でもそんな人はたくさんいらっしゃるわけでわたしの幼馴染みのお父さんが
非常に珍しい、身体がだんだん動かなくなる御病気になられて呼吸器を付けてもう長い。
家族は長期の旅行には決していけなくて時々こぼしてるがそれでも生きていることを大事にされている。
私がそういう状態になったらちゃんと人間としての感情を持って生きていけるかな?
ただでさえこんなに僻っぽいことをブログにグチグチ書くというのに、でもそんな時、救いになるのが
写真入りのブログだろうなと思う。意外にも私は女性の「観て観て!素敵な私の暮らし」のブログが好きだ。
「こんなとこ行ってきました!」とか「こんなの食べました」とか無邪気で可愛いじゃありませんか、
女性ならこうありたいね、と思うが、面倒臭いんだよ、いちいち記録すんのは、だからやれる人は偉いです。
このてのブログになんでか時々妙なコメント張り付けていく変な奴がいるが私はコメント欄汚しも
トラックバックもしない主義なんで御心配なく、と書いておくが信用ないだろうなあ、、
普段の言動が言動なだけに、、これでも「ヴィクトリア」は2年も出版先から直接送ってもらって読んでたんだよ、
って書いたところで空しいか。「ステップフォードワイフ」は良かった。
「ミリオンダラーベイビー」は、私にはイマイチ、「ミスティックリバー」(だったッけ?)の方が
良かったように思う。今度見るのは「妖怪大戦争」と「あずみ2」、「ゴーゴー夕張」祭りだそうです、
面白くなさそー、、、