本を借りた。

なんか変な話を読んだ。お金持ちの家とご姉妹が縁組みをして婚約指輪を買う話なんだが、
お金持ちのおうちならば、当たり前に宝石商が出入りしていないかなあ。
私が知るたいていのそれなりのおうちの方はお子さんの婚約が決まった時点で「家」が指輪の「石」を用意してあつらえていたような、
息子が買うのどうのと言ったレベルの話は聞いたことがない。
「石」の大きい、無駄に悪趣味な婚約指輪をつけた「お嫁さん」を連れ回すのは主にお婿さんのお母様、
特に自営業の方ならば「顔見せ」でお嫁さんの手をただの「台」にして指輪を見せびらかしながら、
「ほほほ、うちは何とかやっていけてますわ、ご心配なく」みたいな、
いわば内々の「信用」を高めるのにぬかりなく「商売道具」の一部として婚約指輪を活用したりして、
私の住んでいる地区は特に保守的(=ビンボー臭い)せいかな?
この方がかかれるような私の知らない「お金持ち」の世界もあるのかもしれないが。
元々この方の日記にピンときたことがないしな、最後に「アイドル」話と絡めてるし、単なる「ネタ」かしら。
ところで先日、朝日新聞で小林淑恵という人が「政府のお金持ち認識は甘い」と寄稿されていて
「富裕層は数万円という少額のお金などにはこだわらない物わかりのいいお人好し」なんてことは「ない」と断言されていて
私が知っている狭い範囲でも全くないんで、納得した。
第一、麻生総理がいいお金持ちのくせにどことなくけちくさいじゃないか、
国民に金をばらまくんだったら、自分の「ポケット」から、「国庫」からじゃなく、って定額給付金のやり方ひとつ見たってお金持ちは吝い、
それこそ「商売」のためにならないんだったら一円も金は出さない、本当に買えるかどうかわからない票に自腹はさけない、ってことなんだろう、
やめればいいのに、給付金。なーんて貧乏人はすぐそういうことを言いたがるからいつまでも貧乏人、困ったもんだわ。
小林氏は「日本のお金持ち妻研究」の本も出されているので、いつか読んでおこう。
私の知っているお金持ちの人たちは「超」が付くほど合理的で、発想も自由で
いろんなしがらみに縛られているのはむしろ貧乏な人たちに多いような、だから貧乏なような、
そういうことを確かめたくて(?)昨日は図書館に行ってきた。
本当は湯浅実さんの「反貧困」と堤未果さんの「ルポ 貧困大陸アメリカ」が借りたかったんだけれど、両方貸し出し中、
堤未果さんは買うことにして、湯浅さんの「もう我慢できない!広がる貧困」を借りた。
他には「アメリカのアンダークラス」「世界の貧困 一日1ドルで暮らす人々」「下流同盟」
「港区ではベンツがカローラの6倍売れている〜データで語る格差社会〜」「日本のお金持ち研究」など、
私が読んでどうする?と思うが、ま、納得できれば面白いかな。知っておく、って大事。
私は麻生総理が「国のために自腹を切ります!ボクは総理の給料はいりません、国庫に寄付します!」
自民党議員は今後一切「無給」で働きます!」と言って実施したら多分自民党に入れるわ。
庶民ってそういうモンです、、