雑誌を買った。

先日久々に「VERY」を買って、この手の主婦向け雑誌のセンスの悪さを改めて確認、
日本の主婦層のファッションは、こういう雑誌のせいでもあるよな。これを「教科書」にするから「痛く」なる、罪が深い。
センスの勉強をするのなら、専業主婦でも働く女性向けの雑誌を買った方がいいような、
人に「見られる」視点を欠いていないのでバランスがとれている。
やはり「きれい」にみられたいのなら他人にどう「見られるか」の厳しい目線を忘れてはいけないよな。
どうも(多分)「専業主婦」向けの女性誌は「内向き」と言おうか、こう見られる『はず』の服と、
一方的な思いこみだけで服を選ばせていて、いくら「これを着れば「私」はこんな風に見られる、と「私」は「思う」と主張しても、
他人の目は自分の目ほど甘くない、それを都合良く忘れてしまうから、「もしもし?」な服に走ったりする。
「天然生活」という雑誌を料理写真のあまりの巧みさに時々つい買うんだけれども、そこに出てくる主婦(?)の人たちのファッションもまた独特、
以前、お気に入りの方も触れていたが妙に「エコロ風」な布を必要もなくぐるぐる巻き付けていたり、
「ハイソックス」(!!)をはいていたり。(ハイソックスは人前ではくのには絶対年齢制限あり)
「自分」が「着たい」服と「きれい」に「見られる」服は必ずしも一致していなくて、
「どう見られようがこれでいい!」と主義主張を持って「着たい」服を選ぶのなら、それはそれで悪くはないけど、
世間と折り合いつけるのも外に出て「見られる」服には必要だものね、「センス」ってやはり「見られる」を正しく意識することだわ。
仕事する女性向けの雑誌のセンスがある程度保証されているのは、実際他人に「評価」されることが前提にあるからなんだろうな。
それが「主婦」、特に「専業」となると、その「必要性」も欠く、だから「見られたい、見られるはず」の自己満足系に走る。
とか何とか言って、自分はどうよ?と問われれば、どうしようもない、
ここ数年、若かりし頃に「こんなおばはんにだけはなりたくない」と思ってた「バーバリババァ」に成り下がっているよ、
あのブランドは外に出て行くのに、都合がいいんだよ、品質はある程度保証されてるしね。
とはいうものの、最近「中国製」が増えた、以前はほとんどが「日本」の縫製だったのに。
そのくせ値段は前と変わらない、物価高なのですなあ、、
「VERY」はよく考えたら30代向けの雑誌なので、元々バカボンパパと同じ年の私が買う本じゃないな、
「見られる」ことに「お金」がかかっている方が緊張感があるってことで。
基本的に光文社の雑誌って元々趣味が悪かったことを今頃思い出す、久々に買うからすっかり忘れてたわ。