いろいろ。

脳出血で亡くなられた妊婦さんの件でなんで担当の先生が会見しているのかよくわからなかった。
直接の死因は多分「脳」の方で、もし問題になるなら脳外科じゃないのか。
しかも妊婦さんを救うために協力し合った病院と「言った」、「聞いてない」なんてやってるし、テレビは何をやらせたいんだろうな、
こんなあとで気まずい思いをさせるようなことを公にして現場で努力した先生たちを傷つけるだけじゃないか。
ベテランの医師でも担当している患者さんが亡くなるとやはり悲しむと聞く。まだ若い患者さんを亡くしたばかりで、
会見で見かけたところひょっとして亡くなった患者さんと同世代くらいの女性医師はショックを受けてるんじゃないか、
あまりにも過酷なことをテレビや新聞はしている気がする。なんだか、これで産婦人科医は余計減るような。
「結婚も出産もしたい」とやる気満々の高校生の娘が「出産って命がけー」とか言い出したよ、いやはや。
高1の娘が在籍するスーパーサイエンス指定校の理系特別科は特色として「医学部志望者養成」をあげていて、
クラスの半分以上が医学部志望、高1ですでに将来を決めてるんだなあ、と親子で驚いてしまった。
「私が医学部に行くか、お医者さんと結婚しないと家が絶える」と、切実な話を聞いたりして。
娘は早々に面談で担任の先生に「医学部希望ではありません」などと言って、
「じゃ、君、とーだいいきなさい」なんてハッパをかけられている、まあ、勉強しなさいってことだね。
私の実家には勤務医が多くて、大変な激務であるのを知っているのでとても子どもに医者になれ、とは言えないなあ、
と思っていたが、夏頃、法事で「なんで医学部いかせないの?」と従姉妹に言われてしまった。
あれだけ大変そうなのに、それでも人に「なれ」と言えるんだなあ、とあきれて(?)しまう。
「やりがいがある」「何より仕事が必ずある」「世の中、仕事がないって辛いらしいよー」と患者さんから色々話を聞くのかしみじみと。
そういえば勤務医の友達の家は全く医療に関係なかったのでなんで突然医者になろうと思ったのか聞くと
「高校時代に気がついた、私はとても「頭がいい」と言うことを!」
「この頭の良さを社会にいかさなければいけないと思って、それならやはり「医学部」かな、と」なんて、高校時代になあ、、
私が高校生の頃なんてただひたすらに本ばかり読んでたなあ、頭のいい人間は発想が全く違う。
上の子は「めちゃくちゃ成績の悪い子が医学部にいきたいなんていってる!」「まちがっている!」(違う)なんて、
周囲に多少影響は受けているようで、どうなることか。
娘とトップを取り合っている子はお医者さんのお嬢さんで迷いもなく医学部まっしぐら。親の教育の違いかなあ、、、
親子で迷ってばかりだ。