雑談。

哲学者様の名前間違いでおしかりを受ける。
いつも楽しく拝読しておりますが、何故「永○(自粛)」と出てきたのかすらわかっていなかった、そういう頭の作りです。(涙)
子どもは永井均さんの名前をちゃんと知っていて、中学の頃、教室の後ろに置いていた子ども向けの新書集にその著作があって、
それで朝日新聞のお悩みコーナーを読み始めたそう。本を借りたのかと聞くと、借りなかった、「哲学って難しそう」、
でもお悩みコーナーは好きだったと、私が子ども向け新書を借りて読むか、とほほ。
森岡さんの本も読んでみようと思いつつ、男女の恋愛観についての本という認識がうっすらとあるので
今更私が読んだところで、、、と思わないでもない。(でも中村うさぎさん関係でお名前を見たような、と再びうっかり発言か?)
昨日の朝日新聞を読んでいると一面に「ルポ日本 「安心」買う 囲いの街」「自分で身守る時代」と、
お金で「安全」を買うと言うよりは「精神の安定」を買うと言った方が早いような。
アメリカの富裕層では、、」とは新興のお金持ち発想ですな、
もうすでに日本にもある「ゲーテッドコミュニティー」には入れてもらえない(入れてもらえる「つて」がない)人たちが新しく作ってるってことか。
街にとけ込むことで情報や安全を手に入れることも出来るだろうになあ。
「窓から警備員さんの懐中電灯の光が見えて安心するの。他にはもう住めないわ」って、
こういう被害妄想気味の人はやはり檻の中に囲っていくのがいちばんですな、一般庶民のために外に出ないでください。
「選ばれた人しか住めない」に価値を見出すのはやはり自分が「選ばれた人間」と常に確認せずにはいられないからかもしれないな、
特に囲わなくても、「地価」で住んでいる層は一定になるだろうに、大都会では。
そういえば、ネットで「東京で高いのは住宅費だけだ」の意見を読んで、はあ、なるほど、
とはいうものの、私は東京が苦手だな、いつ遊びに行っても「何でもあって、なんにもない」と空しい気分になる。
どんなものでも簡単に手にはいる、お金さえあれば。日本一豊かで貧しい街、と思うんだなあ。
このあいだ兄弟のマンションに遊びに行って、私が何故こんなに東京が好きになれないのかやっとわかった。
「山がない!」って、「おまえはアルプスの少女ハイジかー!」と自分でつっこんでしまったよ。
上方文化エリアの都市はどこであってもわりとすぐ近くに「山」が見えるんだな、でも東京はさすが関東平野、延々と続く町並み。
兄弟は雑多な渋谷に住んでいるので余計そう思ってしまうんだろう、見える高いもの、と言えば新宿のタワー群だし。
「天国と地獄」なんて言う陰鬱な映画を思い出してしまうよ。
「ないものがない」の不幸を東京には感じる、ええ、すみません、地方の人間の「ひがみ」です、便利さはよくわかります。
でも不便を楽しむのも「技術」、負け惜しみであったとしてもね。