復活。(か?)

一昨日前に書いた日記の「お悩み相談」の哲学者「永野さん」は「永井さん」だと教えていただく。
すみません、私は最近読んだばかりの「疑似科学入門」の池内了先生と池上彰を同じ人物だと思いこんでいたような人間です、
あってるのは「池」だけやんけ!と自分につっこんでしまったわ、、、他にも同じような間違いを山ほどしているのよ、、、(涙)
ご親切にも「感じない男」の森岡さんが後任と教えていただいたので、もっとちゃんと読むことにする。
若者向けのお悩み相談をこんなおばはんが読んでもな、と面白い秋川氏の時もざっとしか読まないのだけれど。
永井さんは「倫理」についての本をお書きになられているそうで、この方の回答に心惹かれた上の子と共に読んでみようかな。
ところで永井さんを教えていただいた方の日記で「千と千尋の神隠し」に関して取り上げられていてコメントした。
その作品を「性」の視線で切り取ることも不可欠であるとお考えではないか、と読んで
その必要性は私も認識していて、子供の作品を「性」で切り刻むことはない、と言っているのではなく
作品をその作者の性志向と絡めて作者を貶めるやり方を批判しているとご理解いただければ幸いだ。
人間が生きていくことを考えるにおいて「性」は重要だ。
その点においても「千と千尋の神隠し」は非常によくできた作品だと私は思う。
ただ、ネット上ではあまりにも多くの宮崎駿ロリコン、マザコン説が流布していて、本当に作品を真面目に見ているのか
宮崎作品を斜に見ることで自分がまるでひとかどの人物にでもなったかのように思いこむそのナルシシズムの醜さを私は憎む。
しかしそれが他人にはうまく伝わっていないらしく、ブコメhttp://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/chazuke/20080818)には
宮崎駿, やれやれ, これは怖い, 耳をすませば, これはひどい, 揉め事 「少女売春」に過剰反応しすぎて逆効果な好例。」
などと、自分の方が「少女売春」の言葉に過剰反応しているのに気がつかずこのような的外れなコメントをとくとくと書くバカも現れ
全く「ヒルビルト」を研究する輩とはこんなに頭の弱い人間かとあきれている。
私は「千と千尋の神隠し」「少女売春」の言葉に反応している人間はどこかで、「少女」に「売春」というものを「教えたがっている」気がしている。
それは「真面目」な「生きる」話の一部としてではなく少女の「無垢」を「教える」かたちで「汚す」悦楽に
まるでそれに気がつかずに触れるのだとうそぶくような、
「これは少女売春の話なんだよ」と少女にささやいてその反応を見て楽しもうとしているような、
児童ポルノが傷つけるものと同質の志向を私は感じているのでそのことも併せていつか書いておこうと思う。
「教える」にしても宮崎駿氏が目指したものとは全く別であると私は思う。
弱いものに「教える」というかたちで「力」を振るいたがっているその姑息に私は心から嫌悪感を抱いている。
全くまとまっていないが今回はここまでで。
風邪はだいぶんぬけました。